健康・保健関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:04 UTC 版)
「2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響」の記事における「健康・保健関連」の解説
3月下旬に発表されたマサチューセッツ工科大学 (MIT) の研究で、極小の飛沫は、咳で6メートル (m) 、くしゃみで8 m飛ぶと判明。1 - 2 mの距離では感染が防ぎきれない可能性が浮上。3月末米疾病対策センター (CDC) の幹部は、米公共ラジオのインタビューで感染者の25%が無症状の調査結果を明らかにし、広くマスクを着用する必要性を言及。ワシントン・ポスト(電子版)によるとCDCは既にホワイトハウスに提言。米科学アカデミーの感染症の専門家は4月1日、「ウイルスは、感染者が咳やくしゃみをするだけなく、会話や呼吸をするだけでも拡散し得る」との研究結果を伝えた。4月2日、ニューヨーク市市長も外出時に「顔を覆う物」の着用を訴えた。ニューヨーク市の刑務所職員の労働組合は「マスクや消毒剤の十分な供給がなく不当に危険な労働環境に置かれている」として市を提訴した。ロサンゼルス市も公共の場で非医療用マスクの着用を市民に促した。 トランプ大統領が会見でコロナウイルスに対する治療法として消毒液の体内注射を挙げた後、ニューヨーク市の窓口に化学物質による家庭内事故の相談が18時間で前年同期比の倍以上の30件の相談があった。この治療法は誤りであると指摘された。 2020年7月11日、トランプ大統領は、拒否していたマスク姿を初めて公に見せ、写真報道された。 2020年11月9日、ジョー・バイデン氏は演説で「新型コロナは全ての人に影響を与える危機だ」と主張。感染防止のため、政治的立場に関係なく全国民にマスクの着用を求めた。
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