保存会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 08:26 UTC 版)
保存会(ほぞんかい、英: Preservation Society、Historical Society)とは、廃れつつある文化・伝統芸能・風習などを後世に伝えるために組織された団体。
概要
保存会には、財団法人のもの[1][2]から個人的組織のもの[3]まで多数ある。保存対象によっては、政府機関からの委嘱を受け活動を行うものもある[4]。
保存対象
その保存会ごとに保存対象は様々で、祇園祭[5]・青森ねぶた祭り[6]などの祭、秋田犬[7]・白蛇[8]などの貴重種、小鹿田焼・ふとん太鼓[9]などの伝統芸能、愛知登文会[1]や愛岐トンネル群保存再生委員会[2]のように伝統的建造物の保存と活用を図る団体など、多様である。
主な活動
実態調査
保存対象の現状・衰勢などを調査する[4]。
記録・保存
保存対象にまつわる資料や映像などを収集し、記録・保存する[10]。古い資料を旧家などから集めたり、保存対象の伝承者の映像を自ら撮影するなどすることもある。
保存対象の伝承
保存対象が祭や伝統芸能などの場合、それを絶やさず伝承するために、伝承者の支援・伝承者の育成などを行う[11]。
脚注
保存会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 15:03 UTC 版)
秋田県声良鶏比内鶏金八鶏保存会(あきたけんこえよしどりひないどりきんぱどりほぞんかい)は、秋田三鶏を『生きた秋田の遺産』として後世まで残すための活動をすることを目的に設立された。 保存会の設立のきっかけは東京帝国大学(現・東京大学)鏑木博士が大館地方を訪問した際に「比内鶏が学術的に貴重な価値がある」と話したことがきっかけである。
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