作品内設定(銀河)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:44 UTC 版)
「ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)」の記事における「作品内設定(銀河)」の解説
元々は次元波動理論を研究するための実験用の艦として真田志郎が基本設計を行った非戦闘艦だったが、ガトランティスとの戦争の激化に伴って軍が方針を転換し、コスモリバースシステムを軍事利用するための戦闘艦として完成した。建造は艦長の藤堂早紀のもとで行なわれており、ヤマトが地球から無断発進する際に残留した面々も関わっている。 コスモリバースシステムを波動エネルギーの制御デバイスとして用いることにより、周辺空間の波動コアを共鳴させることが可能。これは、コスモリバースシステムに指向性を持たせた技術であり、適切な増幅により友軍艦の波動防壁強化や、強烈な指向性を持たせて増幅を行うことで波動コアを暴走をさせて敵の次元波動機関にダメージを与えるといった応用が可能である一方、コスモリバースシステムのブラックボックスからの干渉により、銀河自身は火器の使用や直接の戦闘を行なえないという制約を抱えている。このブラックボックスは『宇宙戦艦ヤマト2199』でヤマトがコスモリバースシステムを「受け取った後でも」三式融合弾やショックカノン等の武装類を運用できていた。これは、「コスモリバースシステムの核たる人間の意思」の問題であり、「波動砲の使用禁止を約束した」沖田艦長の意志がブラックボックスとして宿っていた為「波動砲に類似した技術を組み込んだ兵器」、すなわち「軍事利用されたコスモリバースシステム」にブラックボックスが反応したことで全武装が使用できなくなった。 時間断層内で自己増殖シミュレーションを続けるAIと連動した指揮AIが搭載され、AIの戦術プランに乗組員が判断承認を出す形で運用されている。山崎奨からは「効率だけを重視している極端な未来」と評されている。 白色彗星の侵攻を食い止めることが主任務だが、戦局が一定以上不利になった場合の第二プランとしてイズモ計画の再来ともいえる「G計画」という任務も帯びており、地球人類の子孫を残すため、正規乗員のほとんどがその母体となる女性で構成されている。
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