仙台地方裁判所
仙台地方裁判所 | |
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所長 | 佐々木宗啓 |
組織 | |
管轄区域 | 宮城県 |
支部 | 大河原・古川・石巻・登米・気仙沼 |
担当検察庁 | 仙台地方検察庁 |
上位裁判所 | 仙台高等裁判所 |
下位裁判所 | 仙台簡易裁判所、大河原簡易裁判所、 古川簡易裁判所、石巻簡易裁判所 登米簡易裁判所、気仙沼簡易裁判所、 築館簡易裁判所 |
概要 | |
所在地 | 〒980-0812 宮城県仙台市青葉区片平1丁目6-1 北緯38度15分23.7秒 東経140度52分7.1秒 / 北緯38.256583度 東経140.868639度座標: 北緯38度15分23.7秒 東経140度52分7.1秒 / 北緯38.256583度 東経140.868639度 |
法人番号 | 6000013030037 |
仙台地方裁判所 |
仙台地方裁判所(せんだいちほうさいばんしょ)は、宮城県仙台市にある日本の地方裁判所の一つで、宮城県を管轄している。略称は、仙台地裁(せんだいちさい)。大河原・古川・石巻・登米・気仙沼に支部を置いている。
仙台地方裁判所には仙台市青葉区に置かれている本庁のほか、大河原(柴田郡大河原町)、古川(大崎市)、石巻市、登米市、気仙沼市の4市1町に地方裁判所と家庭裁判所の支部を設置しているほか、前述の6箇所にくわえ築館(栗原市)の1箇所を加えた7箇所に簡易裁判所を設置している。また仙台、古川の2つの検察審査会も設置されている。
所在地
- 本庁:宮城県仙台市青葉区片平1-6-1 北緯38度15分23.7秒 東経140度52分7.1秒 / 北緯38.256583度 東経140.868639度 (仙台高等・地方・簡易裁判所合同庁舎)
- 大河原支部:宮城県柴田郡大河原町字中川原9 北緯38度2分45.3秒 東経140度44分0.9秒 / 北緯38.045917度 東経140.733583度
- JR東北線 大河原駅下車 徒歩10分
- 古川支部:宮城県大崎市古川駅南2-9-46 北緯38度34分1秒 東経140度58分12.4秒 / 北緯38.56694度 東経140.970111度
- JR東北新幹線, 陸羽東線 古川駅南側出口から約800m 徒歩約10分
- 東北自動車道古川インターチェンジから国道108号を美里町,石巻市方面へ自動車で約20分
- 石巻支部:宮城県石巻市泉町4-4-28 北緯38度25分36.6秒 東経141度17分56秒 / 北緯38.426833度 東経141.29889度
- 登米支部:宮城県登米市登米町寺池桜小路105-3 北緯38度39分23秒 東経141度16分54.8秒 / 北緯38.65639度 東経141.281889度
- 気仙沼支部:宮城県気仙沼市河原田1-2-30 北緯38度54分4.3秒 東経141度34分34.1秒 / 北緯38.901194度 東経141.576139度
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大河原支部
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古川支部
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石巻支部
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登米支部
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気仙沼支部
管轄
本庁(仙台簡易裁判所併設)
大河原支部(大河原簡易裁判所)
古川支部(古川簡易裁判所併設)※栗原市のみ築館簡易裁判所管轄、所在地は栗原市築館薬師3-4-14。
登米支部(登米簡易裁判所併設)
石巻支部(石巻簡易裁判所併設)
気仙沼支部(気仙沼簡易裁判所併設)
※ただし、行政事件、各支部の執行事件(不動産競売、債権、財産開示)及び合議事件、大河原支部管内の少年事件は本庁で、登米支部管内の少年事件は古川支部で、気仙沼支部管内の少年事件は石巻支部でそれぞれ取り扱う。
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築館簡易裁判所
歴代所長
- 本郷元(1999年 - 2000年 退官)
- 石井彦壽(2001年3月 - 2003年2月 仙台高等裁判所部総括判事)
- 千葉勝郎(2003年2月 - 2006年2月 依願退官)
- 阿部則之(2006年2月 - 2009年6月 定年退官)
- 三輪和雄(2009年6月 - 2011年1月 東京高等裁判所部総括判事)
- 河村吉晃(2011年1月 - 2011年12月 依願退官)
- 田村幸一(2011年12月 - 2013年7月 東京高等裁判所部総括判事)
- 小林昭彦(2013年7月 - 2014年7月 東京高等裁判所部総括判事)
- 秋吉淳一郎(2014年7月 - 2016年3月 東京高等裁判所部総括判事)
- 村田渉(2016年4月 - 2017年3月 東京高等裁判所部総括判事)
- 大善文男(2017年3月 - 2019年2月 さいたま地裁所長)
- 大竹昭彦(2019年2月 - 2021年1月 東京高等裁判所部総括判事)
- 舘内比佐志(2021年1月 - 2022年7月 東京高等裁判所判事[1])
- 佐々木宗啓(2022年7月 - [2])
事件
- 2017年6月16日、仙台地方裁判所で被告人の男が、判決理由の朗読中に法廷で刃物を振り回し、警察官2名に重傷を負わせる事件が発生した。男は宮城県迷惑防止条例違反の罪で懲役1年の実刑判決を言い渡されており、判決に不満があったと見られている[3]。当時、裁判所の出入り口に金属探知ゲートを設置し、来所時の所持品検査を実施している地裁は、札幌地裁、東京地裁、福岡地裁のみであり、仙台地裁では実施していなかった[4]。
関連項目
外部リンク
脚注
出典
- ^ “裁判官検索”. 2023年7月23日閲覧。
- ^ “裁判官検索”. 2023年7月23日閲覧。
- ^ 被告、実刑判決に不満か 仙台地裁切りつけ 警官5カ所に刺し傷
- ^ 仙台地裁切りつけ 被告対象の所持品検査開始 宮城
仙台地裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:58 UTC 版)
2016年10月26日、仙台地方裁判所(高宮健二裁判長)は学校側の過失を認定し、23人の遺族へ総額14億2658万円の支払いを石巻市と宮城県に命じた。石巻市と宮城県は、大川小学校は津波の浸水想定区域に入っておらず、津波の際の避難所として指定されていたことなどを理由に津波の襲来を予見できなかったと主張した。 しかし仙台地裁は、少なくとも石巻市の広報車が大川小学校付近で津波の接近を告げ、高台への避難を呼びかけた時点までに、教員らは大規模な津波の襲来を予見できたはずであり、学校の裏山に避難しなかったのは過失だと結論づけた。
※この「仙台地裁」の解説は、「石巻市立大川小学校」の解説の一部です。
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