亜炭
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亜炭(あたん、英: lignite[1])とは石炭の中でも、最も石炭化度が低いものをいう。地質学上の用語としては褐炭が正しいが、日本においては行政上の必要からこの語が用いられる[2]。
- ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2。
- ^ したがって、学術用語集に記載されてはいるものの、論文中にこの語が使われることは少ない。
- ^ “第057回国会石炭対策特別委員会亜炭に関する小委員会第2号”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1967年12月26日). 2008年12月31日閲覧。
- 1 亜炭とは
- 2 亜炭の概要
亜炭 (lignite)
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褐炭の質の悪いものに付けられた俗名。炭素含有量60%未満。ただし、亜炭と呼ぶ基準は極めて曖昧である。学名は褐色褐炭。埋れ木も亜炭の一種である。日本では太平洋戦争中に燃料不足のため多く利用された。現在では亜炭は肥料の原料としてごく少量利用されているにすぎない。
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