五下分結・三結
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 02:21 UTC 版)
詳細は「五下分結」および「三結」を参照 衆生を欲界(下分)へと縛り付ける結を、五下分結(ごげぶんけつ)(巴: orambhāgiya-saṃyojana)と呼ぶ。 有身見(うしんけん)(巴: sakkāya-diṭṭhi) - 五蘊を自己とみなす見解 疑(ぎ)(巴: vicikicchā) - 疑い 戒禁取(かいごんしゅ)(巴: sīlabbata-parāmāsa) - 誤った戒律・禁制への執着 貪欲(とんよく)(巴: kāmacchando)- 五欲に対する欲望・執着 瞋恚(しんに)(巴: vyāpādo) - 怒り この5つを絶つことで、不還果へと到達できる。 この5つの内、1-3の3つを特に三結(さんけつ)と呼び、これらは四向四果の最初の段階である預流果において絶たれる。
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五下分結・三結
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 03:35 UTC 版)
詳細は「五下分結」および「三結」を参照 修行者を欲界(下分)へと縛り付ける煩悩を、五下分結(ごげぶんけつ)と呼ぶ。結とは束縛の意。 貪欲(とんよく) - 渇望・欲望 瞋恚(しんに) - 悪意・憎しみ 有身見(うしんけん) - 我執 戒禁取見(かいごんじゅけん) - 誤った戒律・禁制への執着 疑(ぎ) - 疑い この5つを絶つことで、不還果へと到達できる。 この5つの内、3.〜5.の3つを特に三結(さんけつ)と呼び、これらは四向四果の最初の段階である預流果において、早々に絶たれることになる。
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