事業開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 17:11 UTC 版)
「e-vividネットワークシステム」の記事における「事業開始」の解説
その後2004年に、名古屋市交通局からの働きかけにより、上記実証実験時に大広の責任者が退社後に設立したティー・アンド・ティープランニングと地元広告代理店、日立製作所の3者を中心に、東山線栄駅ホーム内の柱部分に液晶モニターとパソコンを設置し、広告事業試験を開始した。 しかしながら、事業拡大において利益分配による相違により、日立製作所が撤退を要望するようになり、事業は暗礁に乗り上げられるかと思われた。 その後、システムの提供、運用において、NTT西日本と三菱電機が名乗りを上げ、日立製のシステムを置き換えると共に、駅ホームにプロジェクターを設置して、線路間の柱の間や壁面のスクリーンに映像を流す方式で映像環境を構築することで合意、2006年12月に、東山線栄駅、伏見駅、本山駅、名城線久屋大通駅、栄駅、上前津駅、金山駅にて広告配信を開始した。 後にホーム内が明るい駅での視認度が低いことを理由に、久屋大通駅と本山駅は、シャープ製65インチの液晶モニターに置き換えられた。一方で東山線栄駅の壁面と上前津駅は2008年で撤退した。 さらに2007年、名古屋駅と栄駅のコンコースにも液晶モニターを使った装置を設置し、同時配信を開始した。特に栄駅では、当時最大の大きさを誇ったシャープ製108インチ液晶モニターを採用した。 2009年には、三菱電機による映像配信システムから、SCALA社製に切り替えられた。
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