中野里皓史
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中野里 皓史(なかのり こうし、1930年 - 1986年12月18日)は、日本の英文学者。 元東京大学文学部英文科教授。シェイクスピア学者。
略歴
東京の老舗寿司店「築地玉寿司」(1924年創業)の長男として生まれる[1]。 東京大学英文科卒、同大学院修了、文学部助手、1965年より東京大学教養学部専任講師、1967年助教授、1979年教授、1982年文学部教授となる。 在職中に急逝。
著書
- 『シェイクスピア 喜劇 1』(英潮社出版) 1978
- 『シェイクスピア喜劇 構造と技法』(紀伊国屋書店) 1982
翻訳
- 『ヘンリー八世』(シェイクスピア、筑摩書房、世界古典文学全集45) 1966
- 『演劇 - なぜ?』(アーノルド・ウェスカー、柴田稔彦共訳、晶文社) 1971
- 『怒りの演劇 イギリスの演劇の新しい波』(ジョン・ラッセル・テイラー、喜志哲雄, 柴田稔彦共訳、研究社出版) 1975
記念論集
- 『リーディング 中野里皓史先生追悼号』上・下(東京大学大学院英文学研究会、リーディング編集部) 1992
論文
脚注
固有名詞の分類
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