ふせい‐コピー【不正コピー】
読み方:ふせいこぴー
違法コピー
別名:不正コピー,イリーガルコピー
【英】illegal copy
違法コピーとは、ソフトウェアを使用する正当なライセンスを持たずに、あるいは、ライセンスの規約に反して、ソフトウェアを複製(コピー)することである。
違法コピーの具体的な例として、ライセンスを持たないユーザーへコピーを譲渡したり、ライセンスを持たないユーザーがコピーされたソフトウェアを利用したりする場合などが違法コピーに該当する。また、ライセンスを取得していても、規約で定められた限度数以上のコンピュータへインストールを行えば、違法コピーに該当する。
違法コピーの中には、海賊版ソフトウェアとして流通させる目的のコピー品の他に、ライセンスに関する無知や軽い気持ちなどによって、ライセンスの定める規約が侵されてしまっているカジュアルコピーがある。企業内における違法コピーの使用はコンプライアンスに関わる重要な問題となり得るため、あらかじめ違法コピーの使用を防止するための措置が取られることも多い。例えば、ネットワークに接続された端末内のソフトウェア数と企業の保有するライセンス数を自動的に管理する機能がIT資産管理ツールとして提供されるようになっている。
近年では、インターネットを利用した違法コピーの配布や、ファイル交換ソフトを用いたP2Pネットワークによる違法コピーの流通、ネットオークションを通じての違法コピー販売などが増加し、逮捕者も出ている。
参照リンク
それは違法かも。 - (コンピュータソフトウェア著作権協会)
「不正コピー」の例文・使い方・用例・文例
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