上界定理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/18 07:09 UTC 版)
物体力をfi 、応力境界面の表面力をTi 、変位速度を、ひずみ速度をとする。 外力(fi , Ti )との仕事率が正となる、変位速度境界条件と変形の適合条件を満たす(運動学的に許容な)について、以下の式を与える。 となる。ただし、応力σij は、与えられたひずみ速度に対して、直交則を満たす応力場である。 上界定理による極限解析は、運動学的制約条件(変形の適合条件と流れ則)と外力仕事率が 1 であるという条件の下で、内部消散率を最小化する最適化問題に帰着する。
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