一眼レフカメラ
別名:一眼,一眼レフ,一眼レフレックス
【英】Single-Lens Reflex, SLR
一眼レフカメラとは、カメラのうち、単一のレンズ(一眼)を使用し、また、反射鏡(レフ)を利用してファインダーから像を確認できる構造を持ったカメラのことである。
一眼レフの「レフ」とは反射(reflex)の意味とされる。反射鏡を用いることで、一眼でありながら撮影するための像とファインダーから確認する像の両方を得ることが可能となっている。
コンパクトカメラなどのような、比較的簡易な構造のカメラでは、撮影用レンズとファインダーが別に設けられていることで、ファインダーで確認できる像と実際に撮影される像に微妙なずれが生じることがある。これに対して、一眼レフカメラでは、精確な像が撮影できる。なお、一眼レフカメラでの多くでは、レンズが交換可能となっており、望遠、広角、といった多様な効果の写真を撮影することも可能となっている。
デジタルカメラにおいて一眼レフカメラの構造を適用したカメラは、「デジタル一眼レフカメラ」と呼ばれる。特に「デジイチ」と略される場合も多い。デジタル一眼レフカメラ向けの共通規格の一種であるマイクロフォーサーズシステムにおいては、反射鏡を使用しない構造が採用されるため、「デジタル一眼カメラ」と呼ばれることがある。
参照リンク
OLYMPUS E-SYSTEM デジタル一眼レフカメラ入門 - (オリンパスイメージング)
一眼レフカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/17 00:31 UTC 版)
一眼レフカメラ(いちがんレフカメラ、英: Single-lens reflex camera, SRC )とはスチルカメラの構造による分類のひとつで、撮影に使用するレンズと撮像面(フィルムもしくは固体撮像素子)の間に鏡(ミラー)を置き、実際に撮影されるイメージを光学ファインダーで確認することができるものをいう。 撮影用の光学系とファインダー用の光学系が一系統であるため(一眼)、ファインダーから見える像が撮影される写真の像と一致する。
- 1 一眼レフカメラとは
- 2 一眼レフカメラの概要
一眼レフカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/08 16:05 UTC 版)
「アイレス写真機製作所」の記事における「一眼レフカメラ」の解説
アイレスペンタ35(1959年10月発売) - レンズシャッター式一眼レフカメラでシャッターはセイコーシャSLV。レンズはQコーラル45mmF2.8付とHコーラル45mmF2付がある。レンズの交換はできず、交換レンズの代わりに広角36mmF4で最短撮影距離0.49m、望遠90mmF4で最短撮影距離2mになるフロントコンバージョンレンズと、接写用アタッチメントレンズが発売された。 アイレスペンタ35E - アイレスペンタ35に非連動露出計を搭載したもの。レンズはQコーラル45mmF2.8付とHコーラル45mmF2付がある。 アイレスエバー - アイレスペンタ35を改名したもので、アイレス倒産後に服部時計店から発売された。レンズはQコーラル45mmF2.8付、Qコーラル50mmF2付、Hコーラル50mmF2付などがある。
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