ラプラタ大聖堂とは? わかりやすく解説

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ラプラタ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ラプラタ大聖堂】

読み方:らぷらただいせいどう

Catedral de La Plataアルゼンチン中東部の都市ラプラタにある大聖堂市街中心部位置しモレノ広場挟んで市庁舎相対する19世紀末から20世紀初頭にかけてネオゴシック様式建造されたが、資金不足中断20世紀末に高さ110メートル超える尖塔完成した


ラプラタ大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 23:09 UTC 版)

ラプラタ大聖堂
座標: 南緯34度55分22.38秒 西経57度57分22.74秒 / 南緯34.9228833度 西経57.9563167度 / -34.9228833; -57.9563167
アルゼンチン
教派 カトリック教会
ウェブサイト http://palacioachinelly.wordpress.com/desde-la-catedral/
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控え壁からの景観
1998年の改修時に付加された装飾

ラプラタ大聖堂西:Catedral de La Plata)とは、アルゼンチン共和国ブエノスアイレス州ラプラタにあり、ラテンアメリカ有数の大きさを誇るローマ・カトリック大聖堂である。無原罪の御宿りに献ぜられており、このゴシック・リヴァイヴァル建築様式の建物は市の地理的中心であるモレノ広場やラプラタ市庁舎英語版に面している。

歴史

ヨーロッパの大聖堂、例えばアミアンノートルダム大聖堂ケルン大聖堂等に感化され、この大聖堂の建設計画はペドロ・ブノワの下、エルネスト・メイエルによって描かれた。建設は1884年から始まり、1902年に無原罪の御宿りの下に祝別された。大聖堂は未完成であったが、1932年11月19日にはラプラタ市50周年記念の厳粛なミサが行われた[1]。その後も工事は続き、1999年に完成した[2]

修復および完成

祭壇
天井と教会中央の丸屋根

1930年代、基金が不足するおそれがあり、労働者は建設に否定的になった。尖塔の工事は終らず、尖塔の外側のレンガは装飾されなかった。その後1990年代半ば、修復および完成の計画が持ち上がった。詳細は以下の通りである。

一旦レンガが修復されると装飾は外された。レンガの外観を有する建物はしたがって、スウェーデンウプサラ大聖堂デンマークロスキレ大聖堂等、北欧によく見られるブリック・ゴシック建築英語版のようにも場所によっては見えるようになった。そして改装は2000年から始まった。

高さは最大で367フィート (112 m)に及び、現在南北アメリカ合わせて四番目に高い教会となっている。

脚注

  1. ^ Historia”. catedraldelaplata.com. 2022年8月10日閲覧。
  2. ^ Completamiento”. catedraldelaplata.com. 2022年8月10日閲覧。
  3. ^ Esperan terminar la Catedral de La Plata para el año 2000”. Clarin (2017年3月26日). 2022年8月10日閲覧。

関連項目

  • 身廊の長い教会一覧英語版
  • 高い教会の一覧英語版
  • ローマ・カトリック教会ラプラタ大司教区英語版

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