リード (楽器)
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リード は、楽器に用いられる薄片をいい、振動して音源となる。簧(した)ともいう。語源は、葦(reed)であり、今日の木管楽器のリードはその一種であるArundo donax、和名ダンチク(暖竹、葮竹、葦竹(よしたけ))製であることが多い。フリーリード(後述)は金属やプラスチックで作られることが多い。また、薄片を用いない空気の渦流や、唇の振動を用いる振動気柱もリードと称することがある。
- 1 リード (楽器)とは
- 2 リード (楽器)の概要
フリーリード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 01:55 UTC 版)
自由簧(じゆうこう)、自由リードとも呼ばれる。笙、ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ、アコーディオン、コンサーティーナ、リードオルガンなどのように、枠の中で薄片が自由に振動するもの。共鳴管ではなくリードの長さ・厚さ等を調整して調律する。リードの物理的性状で音程と音色が決まるので、旋律を演奏するには多数のリード(あるいはリード入りの管)を複数並べて用意しておく必要がある。演奏者は息を吹き込む穴をずらしたり(ハーモニカ)、鍵盤を押さえたり(鍵盤ハーモニカ、オルガン)、指孔をふさぐ(笙)ことによって、出したい音のリード(管)だけに空気を送る。
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