バロック調弦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 14:36 UTC 版)
バロック調弦は、リュート奏法を追求していく過程で、既述の通りルネサンス調弦では演奏の難しい2度音程を多用する不協和音を使用するために考えられた変則調弦(スコルダトゥーラ)の1つである。今日バロックリュートの調弦といえばいわゆるニ短調調弦を指し、歴史上も17世紀中ごろからこの調弦が最も一般的となり事実上の標準として定着した。初期の変則調弦としては、山羊の調弦 (ton de la Chèvre) やマーキュリーの調弦 (ton du Mercure) などが有名である。 13コースバロックリュートの調弦
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