コスモス2号とは? わかりやすく解説

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コスモス2号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 05:40 UTC 版)

コスモス2号
任務種別調査
技術
ハーバード命名1962 Iota 1
COSPAR ID1962-009A
特性
バス1MS衛星
製造者OKB-1
打ち上げ時重量285 kg
任務開始
打ち上げ日1962年4月6日 17:15(UTC
ロケットコスモス2I 63S1
打上げ場所カプースチン・ヤール マヤーク発射施設
任務終了
減衰日1963年8月20日
軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
離心率0.08798
近点高度207 km
遠点高度1485 km
傾斜角49°
軌道周期101.8分
元期1962年4月6日 12:16:00(UTC)[1]

コスモス2号(Kosmos 2、ロシア語:Космос 2)または1MS #1は、科学調査と技術実証を目的とした人工衛星であり、ソビエト連邦により1962年に打上げられた。西側ではスプートニク12号(Sputnik 12)とも呼ばれる。2機目のコスモス衛星であり、1機目のMS衛星である。主目的は将来の人工衛星のためのシステム実証と宇宙線放射線に関するデータの収集であった[2]

コスモス2I 63S1 s/n 5LKに搭載して打上げられた[3]。コスモス2Iにとって4度目の打上げで、軌道に到達したのは2度目となった。1962年4月6日17:15(UTC)にカプースチン・ヤールマヤーク発射施設第2発射台より打上げられた[4]

近地点207 km、遠地点1,485 km、軌道傾斜角49°、軌道周期101.8分の低軌道に乗せられた。1963年8月20日に軌道減衰した[5]

コスモス2号は、2機打上げられた1MS衛星1機目であった[2]。2機目は1962年10月25日に打上げられたが、軌道に到達しなかった。1MS衛星は、2タイプのMS衛星最初のもので、2MS衛星に引継がれた[6]

関連項目

出典

  1. ^ NASA - NSSDCA - Spacecraft - Trajectory Details”. nssdc.gsfc.nasa.gov. 2018年5月2日閲覧。
  2. ^ a b Wade, Mark. “1MS”. Encyclopedia Astronautica. 2008年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月23日閲覧。
  3. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年5月23日閲覧。
  4. ^ {{Cite web|url=http://www.astronautix.com/lvs/kosmos2.htm |title=Kosmos 2|last=Wade|first=Mark|publisher=Encyclopedia Astronautica|accessdate=2009-05-23|deadurl=Yes|archiveurl=https://webcitation.org/690mZkz9v?url=http://www.astronautix.com/lvs/kosmos2.htm |archivedate=2012-07-08|}
  5. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年5月23日閲覧。
  6. ^ Wade, Mark. “MS”. Encyclopedia Astronautica. 2009年5月23日閲覧。



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