クラス70機関車42号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/26 07:31 UTC 版)
「デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道」の記事における「クラス70機関車42号」の解説
展示されている蒸気機関車42号は、1887年にデンバー・アンド・リオグランデ鉄道向けにボールドウィン・ロコモティブ・ワークスで製造された6両のクラス70機関車(車軸配置2-8-0)の1両である。自重35 トンで、17,100 ポンドの牽引力がある。当初は420号という番号であった。1916年11月にこの機関車はリオグランデ・サザン鉄道に売却され、1952年に廃線になるまで使用された。コロラド州マンコス (Mancos) の東にあるグレイディ (Grady) からデュランゴへ向かって42号とカブースが走ったのが、リオグランデ・サザン鉄道で最後の列車運行であった。 1953年にアラモサのモーテルに売却された。1958年にコロラド州ゴールデン (Golden) にあるマジック・マウンテンアミューズメントパークに売却され、そこで石油燃焼に改造されて短期間運行された。1969年にコロラド州モニュメント (Monument) の銀行の前に展示された。1971年にゴールデンへ戻されて、ヘリテッジ・スクエアのレストランで展示された。最終的に1983年にデュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道が購入してデュランゴへやってきた。運行可能な状態に復元されたことはない。
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