カークウォールとは? わかりやすく解説

カークウォール【Kirkwall】

読み方:かーくうぉーる

英国スコットランド北岸オークニー諸島メーンランド島東部位置する港町。同諸島中心地11世紀ノルマン人居住地起源する。天然良港擁し漁業ウイスキー製造が盛ん。12世紀建造セントマグヌス大聖堂司教宮殿伯爵宮殿跡、17世紀から18世紀にかけての家並み残っている。

カークウォールの画像
伯爵宮殿撮影・genevieveromier http://os7.biz/u/QFZKc

カークウォール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 02:53 UTC 版)

聖マグヌス大聖堂、カークウォール

カークウォール (英語:Kirkwall)は、イギリススコットランドオークニー諸島の州都。オークニー諸島中最大の町である。

概要

メインランド島の北岸にあるカークウォールは、フェリーが本土のアバディーンラーウィックとの間を行き来している。現在のスコットランドの標準から言えば、人口約8,500人の小さな町である。町の中心部には聖マグヌス大聖堂がそびえ、その尖塔はどの方角からもよく見える。大聖堂は、聖オークニー伯マグヌスを記念して、ログンヴァルド伯により建てられた。大聖堂は、昔の司教館と伯爵邸の廃墟も含んでいる。タンカーネス・ハウス博物館は、スコットランドでも保存状態の良い16世紀の町屋を展示している。先史時代のピクト人と、ヴァイキング関連の収集は国際的に重要視されている。

名前の由来

カークウォールという名前は、ノース人の言葉Kirkjuvagr (教会の湾)に由来する。

歴史

  • 1046年、『オークニーのサガ』が最初に考案された町である。暗殺されたオークニー伯ログンヴァルド2世によって、町の前身となる居住地がつくられた。
  • 1486年スコットランドジェームズ3世によってカークウォールはスコットランド王国の領土、ロイヤル・バラ(Royal Burgh)となった。

観光

カークウォールは、古い町並みがよく保存されている。17世紀から18世紀にかけての家々と建築物が、オークニー特有のヴァーナキュラー様式で建っている。カークウォールの『カーク』は大聖堂の意味ではないが、11世紀にノルウェー王国によって聖オーラフ教会が建てられていた。この教会から中世の出入り口が生き残ったのである。聖オーラフ教会は19世紀に改築され、内部に11世紀の部分を保存している。カークウォールには、かつて中世の城もあったが、17世紀に破壊された。 町の西部には先史時代の遺跡がある。

関連事項




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「カークウォール」の関連用語


2
ストロムネス デジタル大辞泉
56% |||||

3
セントマグヌス大聖堂 デジタル大辞泉
56% |||||

4
メーンランド島 デジタル大辞泉
36% |||||







カークウォールのお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カークウォールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカークウォール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS