こする(ネット用語)
「こする(擦る)」とは、ネットスラングとしては「同じ話題やネタを何度も繰り返す(蒸し返す・反芻する・固執する)さま」を指す意味で用いられる表現である。
たとえば、「(ひとつの作品を)何度でも飽きずに観られる」さまを「無限に擦れる」といったり、「飽きるまで何度となく使う」ことを「擦り倒す」といったりする。
もともと「こする(擦る)」は、「物に押し当てたまま繰り返し動かす」という意味で用いられる動詞である。これがお笑いの業界で「同じネタやギャグを何度も使う・披露する」という意味で用いられるようになり、さらにネット上で「繰り返し~する」という意味で幅広く用いられるようになったとされる。
こす・る【▽擦る】
読み方:こする
[動ラ五(四)]
1 物を他の物に強く押し当てたままで動かす。また、そのように繰り返し続けて動かす。「目を—・る」「あかを—・る」「電柱に車体を—・る」
「如何(どん)なに—・られても、左程にも感じなかったが」〈二葉亭・其面影〉
[可能] こすれる
こ・する【×糊する/×餬する】
こ・する【鼓する】
コスル
こする
「こする」の例文・使い方・用例・文例
- おしっこする
- 目をこする
- 娘はお金が必要になるといつも私ににこにこする
- だっこする
- 尿瓶でおしっこするのを手伝ってあげることを専門用語でなんと言いますか?
- 両手をより速くこすればこするほど、両手はそれだけ暖かくなってくる。
- 上役にやたらにぺこぺこするな。
- 額をこする 《何か思い出そうとする時のしぐさ》.
- ものを磨く[引っぱる, 押す, こする, 揺する, 洗う].
- 手をこする; もみ手をする.
- …につけて(いろいろ)当てこする.
- そんなにこするとカーペットに穴ができるよ.
- チョークはこするとすぐ消える.
- (貝などを落とすために)船底をこする.
- 権力者にぺこぺこする.
- 彼は上役にぺこぺこする.
- ある場面を 3 回けいこする.
- 体をこすると垢がぼろぼろ出た.
- 何かがさっとこするように私の右肩に触れるのを感じました.
- 彼は上司にはこめつきばったみたいにぺこぺこする.
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