メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー エディション1(前編)
2025.01.12 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー」に試乗。とてつもないパワーとトルクが自慢の、電気自動車(BEV)版のGクラスだ。ちょっとステージ違いかもしれないが、箱根のワインディングロードでの印象を聞いてみた。極上の守られ感
今回、レーシングドライバーの山野哲也がテストするのは、メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー。長い名前だが、要は“ゲレンデのBEV”である。
容量116kWhのリチウムイオンバッテリーを床下のラダーフレーム内に搭載。WLTCモードの一充電走行距離は530kmとされる。オフロードの走破性に定評のあるGクラスだが、G580は、なんとタイヤそれぞれを個別のモーターでドライブ。究極の4輪駆動を実現している。価格は2635万円。
山野:このクルマは、一度乗ったらやめられないでしょうね。
webCG:そのココロは?
山野:とてつもない剛性感。少々ハードに走っても、ボディーがまったくゆるがない。ミシリともいわない。戦車に乗っているかのよう。「守られ感」がハンパない。
webCG:使い古された比喩ですが、まさに「走る金庫」ですね。ドライバーズシートに座った感想はいかがですか?
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