Macで作業をしていて、ある時ふと気がつきました。「同じ作業、繰り返してるなあ...」
画像を編集する時、例えばブログに挿入する画像を用意する場合などですが、つどつど画像編集ソフトでリサイズしていたんですが、これがなかなか面倒くさい。しかも決まった大きさへのリサイズで、同じ作業の繰り返しなんですよね。
考えてみると、こういう単純作業の繰り返しってパソコンの最も得意とするところ。それならばと、簡単に画像をリサイズができるアプリを探してみました。いろいろ使ってみて気に入ったのは『iMage Tools』というアプリ。無料にもかかわらず、リサイズなどの画像編集がとっても簡単にできるスグレモノなんです。
- 無料
- 複数画像を一度に編集できる
- 画像をドラッグ&ドロップして、エフェクトを選択し実行するだけと操作が簡単
- エフェクトは、リサイズ以外にもリネーム、ウォーターマーク、ストローク、リフレクション、カーブ、シャドーと豊富
- よく使うエフェクトの設定をプリセットしておくことができる
使い方
編集したい画像をドラッグ&ドロップ。
使いたいエフェクトを ON にして細かい設定をします。エフェクト後の画像を見たい時には、画像を選択肢して SPACE キーを押すとプレビューできます。
エフェクトの種類
『iMage Tools』のエフェクトを使うと、こんな風に画像を編集できます。
・Resize
画像の幅、高さなどを任意のサイズに変更します。
・Rename
画像名に連番を振ったり、作成日、任意の文字列をいれたりすることができます。例えば、画像名 A、B、C を1A、2B、3C と頭に連番を入れる、なんてことができます。
・Watermark
画像や文字を重ねて、透かし画像を作成することができます。重ねたい画像をドラッグ&ドロップ。
こんな風に画像を重ねることができます。重ねる画像の透明度や位置調整も可能。
・Stroke
画像を縁取ることができます。縁の色、太さ等調整できます。
・Reflection
画像下部に反射したような効果です。反射の長さ、透明度等調整できます。
・Curve
画像の角を丸めます。丸み具合を調整したり、左上、右上のみなど特定の角にエフェクトをかける、などができます。
・Shadow
画像にドロップシャドウをつけます。シャドウの色や掛かり具合等の調整ができます。
よく使うエフェクトの数値、組み合わせはプリセットしておくことが可能です。
まとめ
僕が実際に使って特に便利に感じたのは、リサイズとリネーム。ブログ用に画像を複数枚用意した時、一度に全画像をリサイズできますし、全画像に連番を振って保存、管理することが超簡単に出来てしまいました。今では手放せないアプリのひとつです。
画像の色みを調整したり、複雑な画像編集をするなら Photoshop などの本格的なアプリが必要ですが、画像のリサイズや簡単に見栄えを良くする程度なら、『iMage Tools』が最適です。
個人の方ならブログ用の画像やオークションの画像作成に、仕事なら最近ヤフーショッピングの無料化等で増加傾向にあるネットショップ用の商品画像作成にと、頻繁に使う画像サイズがあって、しかも画像数が多い場合などにこのアプリは威力を発揮します。ちょっと前の僕のように、このような作業をまだ手作業でひとつひとつやっていたら、ぜひ『iMage Tools』を使ってみてください。作業が捗ること間違いなしですよ。
iMage Tools(無料)|Mac App Store
(ドサ健)