スポンジホルダーにはさまざまな製品が出ている。
これまではステンレス製のものを使っており、手入れがしづらかったり、見た目としても生活感があったりと地味なストレスはあったものの、特に大きな問題を感じずに使っていた。
だが、ある時友人から「絶対にコレに変えたほうが良い」と熱弁されて買い替えたアイテムがとても良く、ずっと使い続けている。
「浮かせる」スポンジホルダー
それがこの「スポンジホルダー UKIUKI」だ。名前から察せる通り、スポンジを浮かせることができるホルダーだ。
ホルダーには、たくさんのトゲトゲの爪がついている。
これがスポンジの繊維にひっかかり、スポンジを浮かせたまま保持しておけるという仕組みだ。
スポンジを軽くホルダーに触れさせるだけで、爪がしっかりとスポンジに食い込んでくれて、思いの外しっかりと固定してくれる。
裏面は吸盤になっており、これでシンクの内壁などに固定する。
「置く動作」が要らない
このスポンジホルダーを使うことの最大のメリットは、スポンジを「置く」という動作がそもそも必要なくなることだ。
シンクの手前側にこのUKIUKIを設置すると、食器洗いの最中など、一時的にスポンジを置きたいタイミングで、ポンと触れさせるだけでスポンジを固定してくれる。
使い慣れてくると、ほとんどこのホルダーの位置を気にすることなく、シンクの手前側にスポンジを持ってくるだけで、ピタッと所定の位置に固定することができるようになってくる。
本当にわざかな差ではあるが、食器洗い中に何度も繰り返すこの動作の労力が少なくなるだけで、食器洗いのストレスが大幅に軽減されるのだ。
指に刺さることも…
気になる点を挙げるとすれば、スポンジにしっかりひかかるように爪がかなり鋭利にできているため、シンク手前側に設置していると、うっかり指先が当たってしまう可能性がある点だろう。
実際、ちょうどよく爪と指の間に刺さってしまい痛い思いをしたことが続いた。しぶしぶ、設置場所をシンクの奥側に変更した。
この位置に変えてからは指に刺さることはなくなったが、手前側にあったほうがスポンジは置きやすい。最適な設置場所は悩ましいところだ。
見た目もミニマル
使い勝手だけでなく、見た目としてもシンクにそのままスポンジがくっついているような感じになり、視覚的なストレスが少ない。
このおかげで、シンクから生じる生活感も少しは減っているように思う。
生活の中の些細なストレスを解消してくれる、スポンジ置き場の正解だと感じた。
執筆・撮影:野口羊
Source: 八商商事
Business Insider Japanより転載(2023.12.19)