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赤ちゃんを産んで、初めて離乳食の事を知ったお母さんが気になることと言えば、『この食材は赤ちゃんに食べさせてもいいのかな?』と言う事だと思います。



大人は普通に口にしている食べ物。でもそれは、赤ちゃんの身体にとっては良くない場合があります。

 


これは、私が息子の4ヶ月健診の時に栄養士さんに聞いたお話しなのです。



あるお母さんが軟らかいから良いだろうと『マグロをたたいたもの』を赤ちゃんに与えたそうです。『マグロをたたいたもの』…そう、ねぎとろ丼で使われるマグロのお刺身を包丁でたたいたものです。

 


『ええええ!!お刺身はアカンやん!!』離乳食の事を少しでも知っているお母さんは衝撃を受けることですが、全く知らないお母さんにとっては『トロトロしてるし、食べやすそうだし良いんじゃないの?』と思う可能性があります。

 


そうですよね。お刺身は赤ちゃんにはダメなのです。生のお魚(お肉も)は、細菌があります。赤ちゃんの内臓が未熟ですので細菌感染が心配になるのです。



そう、この『内臓が未熟』という言葉をしっかりと覚えていてください。内情が未熟だから、大人は消化できる物も消化できずにトラブルにつながる事があるのです!!


と言うことで、お刺身以外にも控えたほうがいい食材はたくさんあります。それを簡単に見極める方法をお教えします(*^_^*)



★その1 その食材は、火を通したものかどうか?


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赤ちゃんに与えるものは基本的に全て火を通します。赤ちゃんに与える前に、『これは火を通したかな?』と考えてみましょう。そこで、火を通していないから赤ちゃんにはダメと除外される食材の代表選手は以下です。



 ・魚のお刺身全般 (3歳過ぎるまでダメです。)

 ・お肉のお刺身全般 (小学生もダメ。大人になってからでも遅くはない)

 ・生卵 (3歳過ぎるまでダメです。)

 ・温泉卵・半熟卵 (1歳過ぎるまでダメです。)

 ・牛乳 

 ・水道水 (ミネラルの多いミネラルウォーターも)

*赤ちゃん用の調乳のお水は大丈夫です

とにかく、‘生’の食べ物はアウトです。上記の食材は火を通せば食べられるものばかりです。



例えば『3歳過ぎたし、毎日生卵を与えよう!!』と言う訳ではありません。3歳になっても子どもの内臓は大人よりも未熟です。魚のお刺身や卵は8歳以降という説もあります。与えるとしたら『新鮮なものを少量だけ』と言うのがポイントでしょうか。



お肉のお刺身は、無理に与えるものではないと思います。私なら自分の子どもには与えません。大人になってからで十分ですね。上記以外にも該当する食品はあると思いますので、お母さんがしっかりと見極めてください。





★その2 その食材は飲み込みにくくないか?

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赤ちゃんって、歯が生えそろっていないですよね。また、大人のように噛む力が強くはありません。大人だったら簡単に噛み砕けるもの・引きちぎれるものも赤ちゃんや子どもにはできません。



噛み砕けない・引きちぎれないと言うことで喉に引っかけ、事故につながる場合もあります。と言うことで、『固いもの・伸びるもの』などは赤ちゃんや子どもには不向きです。その食材の代表選手は以下です。



 ・ゴマ・ナッツ類 (3歳頃からが目安。粉状にすればOK)

 ・団子 (1歳以降)

 ・餅 (3歳以降)

 ・こんにゃく、スルメ (3歳頃からが目安)


 

上記以外にも、上記以外にも該当する食品はあると思いますので、お母さんがしっかりと見極めてください。





★その3 その食材は、刺激がないか?

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大人にとっては美味しいものであっても、刺激がきついものは赤ちゃんと子どもには不向きです。その代表が辛い物かな。例えばこんな食材です



 ・カラシ、唐辛子、こしょう、わさび

 ・ニンニク、生姜

 ・コーヒー、紅茶

 ・炭酸飲料






★その4 その食材は、油が多くないか?

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油の取り過ぎは、大人もダメですよね。もちろん赤ちゃんや子どもにもダメです。基本的に1歳過ぎるまでは油料理は与えません。1歳過ぎても毎日、油料理はダメでしょう。炒めもの・揚げものはダメと言うことです。



ダメなものは限りなくあるので、ここでは赤ちゃんと子どもにとって良い油を紹介します。1歳過ぎてから使いましょう。



 ・良質の植物油(オリーブ油)





★その5 その食材は、加工食品ではないか?



加工食品って分かりますか?人の手で加工された食材の事ですが、それらの食材は塩分や添加物が多く含まれています。塩分や添加物の入ったものは、赤ちゃんや子どもに極力与えない事が鉄則です。内臓が未熟ですからね。加工食品は山ほどありますので大まかに紹介します。



 ・干した魚 (塩分が多い)

 ・豆腐加工食品 (卵豆腐・厚揚げ・薄揚げ・がんもどきなど)

 ・麺加工食品 (焼きそばなど)

 ・加糖された加工食品 (ヨーグルトやコーンフレークなど)

 ・味付けされたれた加工食品 (味付け海苔・ふりかけなど)

 ・冷凍食品全般

 ・スーパーのお惣菜

 ・レトルト食品全般

 ・ジュース全般 (子ども用であっても)

 ・市販のお菓子全般 (子ども用であっても中身をしっかりと確認)



など、イロイロあります。加工食品は手軽で簡単に子どもに与えることができますが、それだけリスクも多いです。






★その6 アレルギー表示義務・推奨の食材ではないか?

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アレルギー表示義務・推奨の食品は、必ず与えてはいけないものに分類はしません。しかし、焦らずに慎重に与えるべきだと思います。アレルギー表示義務・推奨の食品を紹介しますね。



<表示義務7品目>
卵・乳・小麦・エビ・カニ・そば・落花生


<表示義務20品目>

アワビ、いか、いくら、大豆、鮭、サバ、鶏肉、豚肉、牛肉、松茸、山芋、オレンジ、キュウイ、バナナ、桃、りんご、ゼラチン、くるみ、カシューナッツ、ゴマ




全ての人にアレルギーが起こる訳ではありません。月齢に合った食品を与えることはOKです。
食べさせてみて何か体調面で変化があれば、すぐに医師に相談するようにしましょう。

家族間でアレルギーを持った人がいるのなら、離乳食前に医師に相談しておくと安心ですね。





いかがでしょうか?この6つのポイントを頭に置いておけば、赤ちゃんと子どもの食べても良い食材が絞られてきますよね。是非、参考にしてください。



その他の食材についてはこちらをご覧くださいね
赤ちゃん・幼児さんが食べないほうがよい食材類(一例)



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