2025年「ポイント還元」界隈に起きている4大異変 高還元率を競い合う「経済圏」が乱立している

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カードを手にもつ女性
ポイント界隈に異変があるという(写真:maru/PIXTA)

2025年はポイント界隈に異変あり。4つの視点で考える

15周年を迎える共通ポイント「Ponta」の運営を担うロイヤリティ マーケティングによると、現在のポイント界隈は「Phase(フェーズ)5」の段階にあるという。

家電量販店などの独自ポイントの誕生がフェーズ1、フェーズ2では2003年に共通ポイント・Tポイントが誕生、2010年にPontaがスタートする。最初は実店舗でポイントカードを提示するだけだったのがネットサービスと連携、そんな中で楽天市場で付与されていた楽天ポイント(当時は楽天スーパーポイント)が共通ポイント化を果たす。さらにNTTドコモのdポイントが加わり、通信系ポイントというジャンルが生まれた。ここまでがフェーズ3、そしてフェーズ4の時代だ。

そして、PayPayなどスマホ決済アプリを軸に通信×キャッシュレスが定着し、クレジットカードや金融機関を巻き込んだ「経済圏」が乱立する今が、フェーズ5の姿だという。

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