2025年は株もビットコインも経済も大暴落する もはや「大崩壊」がいつ起きてもおかしくない

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ビットコインの価格はついに10万ドルを突破。だが筆者は2025年の大変動を警告する(香港で、写真:ブルームバーグ)

もしこの予言が外れるとすれば、2024年内の今後2週間で暴落が起きてしまう場合だけだろう。

きっかけは何か? わからない。しかし、大暴落することだけは確実だ。

なぜ「大暴落が起きる」と断言できるのか

この連載は競馬をこよなく愛するエコノミスト3人による持ち回り連載です(最終ページには競馬の予想が載っています【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします)。記事の一覧はこちら

理由は、現在、世界はリスクにあふれており、しかもそれは巨大なリスクばかりだからだ。そして、いまだに、株もビットコインも暴騰を続けている。アメリカ経済もソフトランディングどころか、ノーランディングつまり景気後退なしで、好況を続けているからだ。

リスクにあふれ、市場も人々もそれを無視し、ブームを謳歌している。暴落が確実に起こると予想できる、これ以上の環境はない。

整理しよう。まず、資産価格の水準は、すべての領域で高くなっており、このところ上昇の勢いが加速している。AIや半導体関連が株式に関しては今年のテーマだったし、ビットコインは、ドナルド・トランプ氏の大統領選挙当選前から急加速している。

バブル崩壊直前の特徴としては、水準の高さそのものを挙げる人は多いが、それは素人の意見である。バブルは高いからバブルなのであって、高すぎるところから、さらに高すぎるところへ上がっていくのがバブル、そして末期の特徴なのである。

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