大相撲の元大関で関脇の千代大海(33)=本名須藤龍二、大分県出身、九重部屋=が初場所4日目の13日、日本相撲協会に引退届を提出した。この日朝、師匠の九重親方(元横綱千代の富士)と相談し決断した。千代大海は「(3連敗となった)昨日の相撲で決めました」と語った。年寄「佐ノ山」を襲名。今後、部屋付きの親方として後進の指導に当たる。 関脇で迎えた今場所は、場所前から、大関復帰の可能性がなくなる6敗目の時点で引退すると明言していた。だが初日から平幕に2連敗。3日目の12日、大関魁皇に54度目の対戦で送り投げで敗れ、引退を早めた。 千代大海は1992年九州場所で初土俵。99年初場所で、3代目横綱若乃花との優勝決定戦の末、初優勝し、場所後に大関に昇進した。綱とりはかなわなかったが、さらに2度の優勝を経験。小気味よい突き押しで「突っ張り大関」として親しまれ、大関在位65場所は歴代1位。歴代最多、14度目のカド番で迎えた昨年の九州場所で2勝9敗4休と負け越し、大関から転落した。 幕内成績は597勝402敗115休。三賞は殊勲賞1回、敢闘賞1回、技能賞3回。 |
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Author:Kio
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