大相撲の大関・琴光喜関(34)=本名田宮啓司、佐渡ケ嶽部屋=が、名古屋場所(7月11日初日、愛知県体育館)を休場することになった。自らが野球賭博をしていた問題で、自主的に謹慎する。15日の日本相撲協会の理事会で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が報告し、了承された。 琴光喜関を巡っては、夏場所中の先月20日発売の週刊誌が、野球賭博をしていたことに対する口止め料として暴力団から1億円を要求されていると報道。琴光喜関は当初、夏場所中の警視庁による任意の事情聴取や、協会の理事会で疑惑への関与を否定。だが、今月14日に一転して「賭博を認めます」と協会に申告。進退については「協会にお任せする」と話していた。 協会の調査では、琴光喜関のほかに野球賭博で28人、それ以外の花札や賭けゴルフなどに36人がかかわっていたことが分かった。警視庁は、琴光喜関や、ほかの賭博にかかわった力士たちから近く事情を聴く方針だ。 |
日本相撲協会は15日、東京・両国国技館で緊急理事会を開き、野球賭博への関与を認めた大関琴光喜(34=佐渡ケ嶽)について、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)から申し出のあった名古屋場所(7月11日初日・愛知県体育館)の出場辞退と当面の謹慎を受理した。 また、相撲協会の実態調査で賭博への関与を認めた協会員65人を、琴光喜関を含めて厳重注意処分とした。琴光喜関の処分は警察の捜査結果により今後再検討されるが、相撲協会の事情聴取に関与を否定したのに一転して認めた経緯もあり、厳重な処分が予想される。それ以外の64人についても、警察の捜査によって処分が上乗せされる可能性がある。 5月20日発売の週刊新潮で野球賭博疑惑と暴力団とのトラブルが報じられた琴光喜関は、報道を否定し続けた。しかし、13日夜に武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)を訪問して関与を告白し、14日に締め切られた実態調査でも賭博行為を認める上申書を提出していた。 野球賭博に29人、花札やマージャンなどの賭け事に36人が関与していたことが発覚。相撲協会は当初、調査で賭博行為を認めた者は厳重注意処分だけにとどめる意向だったが方針転換した。 |
日本相撲協会は15日、東京・両国国技館で緊急理事会を開き、野球賭博への関与を認めた大関・琴光喜(34)=本名田宮啓司、愛知県出身、佐渡ケ嶽部屋=について、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)から申し出のあった名古屋場所(7月11日初日・愛知県体育館)の出場辞退を受理した。同親方によれば、当面は謹慎させるという。 また、相撲協会の実態調査で賭博への関与を認めた協会員65人を、琴光喜関を含めて厳重注意処分とした。琴光喜関の処分は警察の捜査結果により今後再検討されるが、相撲協会の事情聴取に関与を否定したのに一転して認めた経緯もあり、厳重な処分が予想される。それ以外の64人についても、警察の捜査によって処分が上乗せされる可能性がある。 警視庁によると、琴光喜関は15日までの事情聴取で、野球賭博への関与を認めているという。 5月20日発売の週刊新潮で野球賭博疑惑と暴力団とのトラブルが報じられた琴光喜関は、報道を否定し続けた。しかし、13日夜に武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)を訪問して関与を告白し、14日に締め切られた実態調査でも賭博行為を認める上申書を提出していた。 野球賭博に29人、花札やマージャンなどの賭け事に36人が関与していたことが発覚。相撲協会は当初、調査で賭博行為を認めた者は厳重注意処分だけにとどめる意向だったが、方針転換した。 武蔵川理事長「琴光喜は大変反省し、後悔もしていたので、警察に協力するように言った。(力士らの賭博は)こんなことがあってはならないし、世間に申し訳ない。協会としては、うみを全部出し切る」 出羽海事業部長(元関脇・鷲羽山)「(理事会では)みんな一つの意見にまとまった。過去とは決別し、正常化に向けて進んでいこうということだ」 陸奥生活指導部長(元大関・霧島)「琴光喜は自分から認めたが、本人は大変苦しい思いをしていたと思う。その辺りのことを今後、聞ければ聞いてみたい。暴力団とのトラブルは今のところ、確認されていない」 |
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Author:Kio
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