S:ize ハヤテのごとく! 10

posted with amazlet on 07.02.18

畑健二郎
小学館
売り上げランキング: 7

思ったよりも…

正直言うと読みはじめた頃のウキウキ感が薄れてきた感じがします。
そんなネガティブな感想の始まり。

私の好みって割りと特殊な感じで”カオス”な話が大好きだったりします。
何ていうか普通そういう展開しねーよという感じの話が好き。
そしてハヤテってそういう話というか展開が多い作品です。
何ていうか予想外でいて奇抜、そういうところが大好きです。

そんでここ数巻の話のメインを占めているがキャラの内面や過去に関すること。
もちろんそのような話も悪くは無いですがそれだとハヤテという作品の持ち味が削られてるような気がしました。
何ていうかタップダンスシチーが差し脚質で勝負したら微妙だと思うような感じさｗ
そこら辺はもろ好みの問題なんでどうしようもないねｗ

それで内容。
やっぱりこの作者さんは旬のネタを見つけてそれを作品の中に埋め込むのが上手いなと。
そのさりげなさと話のテンションに拘らないところはステキすぎる。
また話自体の種類もそれなりにあるのでいろんな面白さがあります。
そういやどの巻にも言えるけどそれなりにいろんなキャラができている作品ですよね。
あきらかにその話で主役ではないキャラが活躍する、というか深く関わっている。
だから話のテンションが変わっても話が進んでも結構なキャラが絡んでも違和感があまりない。
そしてそういう話に対するキャラの重要さを深くするのがもうひとつありますね。
それは話が複数進行していること。
いや大元の話はひとつですがそれ以外のほかの話というものが充実している。
だから面白いのよねぇ。

今回は割りとおとなしめな話が多かった印象がありました。
ですが私としてはナギの漫画の話のようなああいうカオスな話を増やして欲しいなと。

最後にヒナギクのアレは破壊力高いなぁとｗ
あとほとんど印象に残ってるのがヒナギクだったなぁとｗ

[2007/02/18 23:54] 日記 | トラックバック(1) | コメント(0)

S:ize

漫画とかラノベとか競馬予想の感想書いてたりする広島の少年野球コーチのブログ