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映画を観て、思った事や感じた事を綴って行きます。※ネタバレありです。

【ドラマ】『地面師たち』(2024年) エピソード5:正体が暴かれる危機、追い詰められる地面師たち。揺れる信頼の中で計画は加速する!、エピソート6:疑惑と裏切りの連鎖。刑事の追跡と策略の応酬が、物語を予想外の展開へ導く! エピソード7:全てが暴かれる最終決戦。真実と嘘の境界線を越え、運命が決まる瞬間が訪れる!

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◆ドラマ『地面師たち』の作品情報

【英題】Tokyo Swindlers

【監督】大根仁

【原作】新庄耕

【出演】綾野剛、豊川悦司、ピエール瀧、小池栄子、リリー・フランキー他

【放送】2024年7月

【上映時間】54分【回数】7

【製作国】日本

【ジャンル】配信ドラマ

【視聴ツール】Netflix

◆キャスト
辻本拓海:綾野剛
ハリソン山中:豊川悦司
竹下:北村一輝
稲葉麗子:小池栄子
後藤義雄:ピエール瀧

◆ネタバレあらすじ
本作、Netflixドラマ『地面師たち』のエピソード3から5では、地面師グループが大手不動産会社・石洋ハウスを標的に、巧妙な詐欺計画を進める様子が描かれます。
エピソード5:揺れる信頼と新たな出会い
捜査二課の下村辰夫警部が亡くなり、部下の新人刑事・倉持は警察組織に不信感を抱き始めます。一方、地面師グループでは、手配師の麗子が連れてきたなりすまし役・谷口淑恵がリーダーのハリソン山中や交渉役の辻本拓海から認められ、計画は順調に進んでいるかに見えました。しかし、石洋ハウス開発事業部部長の青柳は、交渉の無茶な条件に焦りを募らせます。同僚の商業部部長・須永は青柳に慎重になるよう忠告しますが、青柳は契約に向けて突き進みます。一方、倉持は辰夫の遺言により、情報屋の久保田昌志と接触し、地面師グループへの捜査を進めます。 

エピソード6:計画の綻びと予期せぬ事態
契約前日、地面師グループは思いもよらぬトラブルに直面します。なりすまし役の谷口淑恵が体調を崩し、計画の遂行が危ぶまれます。手配師の麗子と法律担当の後藤は激しく言い争い、グループ内の緊張が高まります。一方、石洋ハウスでは、青柳が契約を急ぐ中、須永は詐欺の可能性を指摘し、社内での対立が深まります。倉持は久保田の協力を得て、地面師グループの動きを追い詰めようとしますが、時間との戦いが続きます。 

第7話:真実の露呈と運命の決断
ついに契約当日を迎え、地面師グループと石洋ハウスの運命が交錯します。
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谷口淑恵は体調を押してなりすましを続けますが、倉持の捜査が進展し、詐欺の全貌が明らかになりつつあります。青柳は契約直前に疑念を抱き始め、須永の忠告を思い出します。一方、ハリソン山中は計画の成功を確信し、最後の手を打ちます。しかし、倉持と久保田の連携により、地面師グループの計画は崩壊の危機に瀕します。最終的に、各キャラクターは自らの選択と向き合い、物語はクライマックスを迎えます。
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これらのエピソードを通じて、地面師グループの巧妙な詐欺手法や、石洋ハウス内部の対立、そして捜査当局の動きが複雑に絡み合い、物語は緊迫感を増していきます。

◆考察と感想
Netflixドラマ『地面師たち』は、2017年に実際に起きた積水ハウス地面師詐欺事件をモデルにした作品で、土地価格が高騰する東京を舞台に、巧妙な不動産詐欺を描いています。
キャスティングと演技
主演の綾野剛と豊川悦司は、それぞれ地面師グループの主要メンバーを演じ、その妖しげな存在感で視聴者を引き込みます。
特に豊川悦司が演じるハリソン山中は、冷酷で計算高いリーダーとして圧倒的な存在感を放ち、物語の緊張感を高めています。
また、小池栄子、北村一輝、ピエール瀧ら実力派俳優が脇を固め、それぞれのキャラクターに深みを与えています。
ストーリー展開と演出
全7話というコンパクトな構成ながら、各エピソードは緻密に組み立てられ、視聴者を飽きさせません。 特に第4話では、刑事・辰夫(リリー・フランキー)とハリソン山中の対峙シーンが緊迫感に満ちており、視聴者から高い評価を受けています。
また、劇中で使用される音楽は石野卓球が手がけており、作品の雰囲気を一層引き立てています。
テーマとメッセージ
本作は、地面師たちの詐欺手法を通じて、現代社会の闇や人間の欲望を鋭く描き出しています。 特に、土地や不動産を巡る人々の執着や、それに伴う犯罪の実態をリアルに描写しており、視聴者に深い考察を促します。
総評
『地面師たち』は、実際の事件をベースにしながらも、フィクションとしてのエンターテインメント性を高めた作品です。 キャストの豪華さや演技力、緻密なストーリー展開、そして社会的なテーマの掘り下げなど、多くの要素が高く評価されています。 特に、豊川悦司の怪演は視聴者の間で大きな話題となり、作品全体の評価を押し上げています。
全体として、『地面師たち』は日本のクライムサスペンスドラマの中でも突出した完成度を持つ作品であり、視聴者に強い印象を残すこと間違いありません。




2024年  54分×2  日本製作

 
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