１８日の第一試合、今治西が文星芸大の好投手佐藤君を終盤に攻略し、
逆転勝ち。
その逆転弾を放ったのは、佐藤くんと投げ合いを演じていた
エースで４番、チームの大黒柱の熊代くん。
見事、という言葉がぴったりとはまる。
文星芸大は、好機で追加点が奪えなかったのが響いた。



第二試合は、
帝京が今大会からエースナンバーをつけた垣ケ原くんの好投と
足を絡めた攻撃で智弁学園を撃破。
帝京、強し！の印象を受けた試合。



第三試合、大垣日大が森田くんが
新潟明訓打線を２安打に抑えて、ベスト８へ。
大垣日大は、
新潟明訓の好投手永井くんの制球が定まらない試合前半に
コツコツと得点を重ねた。そつのない攻撃はおみごと。



第４試合は、広陵が試合序盤に６点を奪い試合を決め、
余裕の継投で逃げ切った。
野村君を７回以降、休ませることができたのは、
今後の連戦を見たときにアドバンテージになりそう。
広島堅代表が頑張ってくれると、やはりうれしい。
この試合で、ベスト８が出そろった。



ベスト８１日目、大会１２日目。

第一試合は、
佐賀北が帝京にサヨナラ勝ちでベスト４一番乗り。
佐賀北は、ここまで接戦をものにして
競り合いで勝ち抜いてきただけのことはある。
３点をリードした後、追いつかれても粘り強い試合運び。
９回にチャンスをつぶして延長にもつれ込んでも、
スクイズを防ぐなど好守もあって、
大ピンチの１２回裏を抑えた直後に、
連打で勝ち越し点をもぎ取った。
帝京が優勝候補の一角にとらえていたので、
佐賀北の検討には正直驚いている。
ベスト４では、楊志館と長崎日大の勝者と戦うため、
決勝には好調の九州勢が進むことが決まった。
（九州勢の決勝進出は９６年、鹿実以来）
帝京は１２安打を放ちながら３点しか奪えず、佐賀北の勢いに屈した。
大田君は、初戦の３分の２イニングのみで、夏の甲子園を去る。



第二試合は、
広陵が先制を許しながら終わってみれば大勝でベスト４進出。
エース野村君は１２奪三振、
打線は４回から７回に１０安打を集中し、６点を奪った。
打線が活発で、野村君も安定している。
ベスト８は、常葉菊川と大垣日大の勝者と戦う。
楽しみな対戦になりそう。
敗れてしまったが、今治西のエースで４番熊代君は、
投打に存分にその力を披露した甲子園だったのではないだろうか。



大会１３日目（８月２０日）の予定

第1試合	11:00	長崎日大（長崎）	−	楊志館（大分）
第2試合	13:30	常葉学園菊川（静岡）	−	大垣日大（岐阜）

第一試合は九州勢通し、勝った方が佐賀北と戦う。
第二試合は、春の甲子園決勝戦の再現。
大垣日大が雪辱を果たすか、常葉菊川が再び勝つか。
心情的には、日南学園を破った常葉菊川に勝ってほしいが・・・
勝った方が広陵とベスト４であたる。