今日は、ちょっとシツケのお話…文字ばかりですが、興味のある方は読んでみてください。
しゅん君とドッグランに行って来ました。
しゅん君は、えこちゃんと勇太くんの2歳の息子。
先日、昭和記念公園に行った、コロちゃんと
事故にあったチャッピーちゃんと一緒に住むモモちゃんと同じときに生まれた子です。
しゅん君は、ママさんと久々のドッグラン。
しゅん君は、大人になるに連れて他の犬に吠えるようになり、他の子と遊べなくなったと言うんです。
その原因も気になったので、いつも人の少ない時間にドッグランに行ってみたのですが…
今日は異様に犬の数が多く、ちょっと嫌な予感…
案の定、しゅん君は、他の犬とケンカをしたの
しゅん君は、他の犬に向かって行って吠えたりはしなかったんだけど、
他の犬に付きまとわられると、イラッと来て吠える。
そのイライラが押さえきれず、大型犬とケンカをしたの…
しゅん君が悪いんだけど、その相手の犬の飼い主さんも、ちょっと変な感じ。
3人ぐらいの飼い主さんで固まっていたんだけど、とにかくたくさんのワンコを連れていたの。
大型犬エリアなのに、すごく小さい小型犬をたくさん連れていたし、大型犬も複数…
なんなんだろう?この集団?って思っていたんだけど、
真瑠璃ちゃんが後ろから近付いて来たワンコに小さい声でヴ~ってもんくを言ったときに、
その集団の1人が「この犬ヴーって言ったわ!あっちへやって!」って言ったのよ
ワンコが自分がされて嫌なことをされたら、イヤだって意思表示するのって当たり前よね?
しかも、小さな声だったのよ…
しゅん君は、ママさんに連れられてドッグランの外に出ていて
「えこちゃん達は遊んで行って」って言ってくれたんだけど、
私もこれは関わらない方が良いって思って、そうそうに出て来ちゃったわ…
結局、ドッグランにいた時間は10分程だったかしら…
何度もドッグランは利用しているけど、あんなもんくを言った人には、初めて会ったわ…
さて、しゅん君の話に戻らないと!
ドッグランを出て、お散歩をしながらしゅん君ママさんとお話をしました。
私、しゅん君の態度には、必ず理由があるって思ったの。
しゅん君は、ママさんといる時、常にハアハアしていて落ち着かず、
自分の思い通りにしようと、ムキになる感じがしたの。
それだけじゃなく、目が吊り上がり緊張しまくり…
それを見て、私が感じたことは…
ママを信頼していない=落ち着かない
関わりが密じゃない。
いつもしゅん君の言いなりになっている。
・
・
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そう、しゅん君は不安を抱えたまま、主導権を取っているって感じなの…
よく話を聞くと、全てビンゴ!
ママさんは、朝しゅん君が外に出たいと言えば外に出してあげて、
中に入りたいと言うまで朝から夕方まで外にいさせっ放し。
散歩に行けば引っ張りまくるので、長いリードにしてあげる。
結果、しゅん君が散歩の主導権を取り、生きたい方向へ引っ張り回す。
そして極めつけ…ついつい甘やかす。
これを読んで「あ~あ」って思った人、多数よね
まず最初の、朝しゅん君が外に出たいと言えば外に出してあげて、中に入りたいと言うまで
朝から夕方まで外にいさせっ放し…
これは、しゅん君が生活パターンを自分で作ってしまっている。
本当ならば、しゅん君が出たいと言ったからって、言いなりになってはダメ。
しゅん君が要求して来たら「今はダメ!」「もう少し待っていなさい!」という態度を取らなくては…
そうした上で「今なら外に出ても良いよ。」と、ママさんの判断で決めなくては!
それに、朝から夕方まで外にいさせっ放しって言うのも、しゅん君が決めていいことではないわ…
ママさんが呼んだら家に入る。
「今は家の中に入りなさい」と、ママさんが決める。
これは、絶対しなくてはいけないこと。
これをしておかないと、天候が悪かったりとか、病気になったときとか、
しゅん君を家の中にいさせたくても、落ち着いて過ごすことができなくなってしまう…
それに、たまにしゅん君を訪ねると、留守番中のしゅん君は、のびのびとしているのではなく
緊張して固まっている様子…
ママさんは、一言も吠えずに良い子で待っているっと言っていたの。
ご近所の人が声をかけても、まったく反応しないって…
それって、ちょっと緊張が続いている感じなんじゃないのかしら?っていつも気になっていたの。
ママさんがいればご挨拶できる人に、ひとりぼっちだと側に寄って行くこともできない…
これって、とてものびのび安心して留守番をしている状態とは言えないと思う。
しゅん君は本来とても臆病。
それを考えれば、長時間ひとりぼっちで外での留守番は、避けてあげる方が良いと思う。
どうしても留守番が必要な日は、留守番させた分の心のケアが絶対不可欠。
留守番するのが当たり前なのではなく、留守番してくれてありがとう!って、いっぱい感謝しなくては…
簡単なことだけど、いつも留守番をさせている人は、ついつい忘れてしまうことみたい。
それと、引っ張る子に長めのリードを使うのは逆効果!
リードは短く持って、飼い主さんのそばを歩かせなくては…
リードが長くなれば、その分反動を付けて力一杯引っ張れる。
しゅん君の力にママさんが負けて引っ張られれば、
しゅん君は力一杯引っ張れば、ママは付いて来てくれると思い込んでしまう。
そう…全てが逆効果なんです。
そのことをママさんにハッキリ伝えました。
ママさんは、もう1度シツケをし直す!と気合いを入れていましたが、
ただ単にシツケをすると言うのではなく、ママさんとしゅん君の関係性を改善することによって
しゅん君は、ママさんがいることで精神的に安定し、落ち着いて生活することができるんです。
今の状態は、家族として一緒に生活をするのではなく、
甘やかしながら『飼育』しているのと同じになってしまう…
ママさんには、本当の意味でしゅん君のママになってもらわなくては!
私が何人もの飼い主さんを見ていて思うのは、
どうも年配の人程、ワンコの言いなりになり、甘やかして育てるみたいです…。
もちろん、きっちりシツケをされている人もいるわ!
でもたぶん、体力的に衰えて来る年齢になると、強いリーダーシップを取ることが面倒くさくなり、
ついつい「しょうがないなぁ~」って妥協してしまうようなんです。
しゅん君のママさんも「ついつい甘やかしちゃうのよねぇ~」って、おっしゃっていたけど、
それでは、良い関係性は築けないと思うわ…
私ね…しゅん君のママさんに聞いたの…
「もし息子さんが小学生ぐらいのときに『ママこれ買って~!』って駄々をこねたら、
言いなりになりましたか?」って…
「もし娘さんが中学生ぐらいのとき、夜中に『今から遊びに行くから。』って言ったら、
簡単に許しましたか?」って…
もちろん応えはNO!だったわ。
しゅん君は家族。ならば息子と同じような気持ちで育ててください。
しゅん君は、判断力の弱い子供と同じ。
それさえ理解していれば、母としてしなくてはいけないことが見えて来るはず…
『犬の飼い主』それは、『犬の母』になると言うこと。
しゅん君ママさん、忘れないでくださいね
文字ばかりなので、最後に先日しゅん君が見せてくれた笑顔写真を1枚♪
まだまだ書きたいことがあるんだけど、いつまでたっても終わらなくなりそうなので、
今回のお話はここまでにします。
しゅん君とバイバイした後のお話があるので、それはまた後ほどアップしまぁす
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今回の記事は、もし同じようなことでお悩みの人がいたら、ちょっとは参考になるかもと思い書きました。
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耳が痛いわ。
リードの件は特に。
いつもいつもロングリードにしているわけじゃないけれど
毎日のお仕事の時のお散歩の時は好きに歩いていいよ~って
ロングリードにしちゃっているもの。
(思いっきり好きに歩かせているわ(汗))
一応何度か呼び戻しをしたり、リードを短くしたりしてるけど…
今の状況を、前にお願いしていたトレーナーさんが見たら…
きっとがっかりしちゃうかも。
時と場合が大事なんだって思うの…
それに、やっぱり男の子と女の子では、引っ張り方も全然違うもの。
あやびっちゃさんとそらちゃんは、ちゃんと良い関係だと思うわ。
家族として生活している私たちは、なんでも言う事を聞く
奴隷のような良い子ちゃんが必要な訳じゃないわ。
トレーナーさんの感覚とはずれていて当然よ♪
そらちゃんは十分良い子だわ!
3柴娘が保証するよ~(^o^)/