初めに…今日のブログは長いです!
頑張って書きますので、どうか最後まで読んでください。
なぜかって言うと…
なんと、真瑠璃が、予定よりだいぶ早く出産したんです…。
しかも、トラブル続出…
数日前のブログに、『今日の真瑠璃のお腹』って写真を載せたのですが、
実は、あれから真瑠璃のお腹は、ほとんど大きくならず、心配していたところでした。
えこや紅の御産の時は、最後の追い込みで、お腹がぐぐっと大きくなって、
オッパイもツヤツヤになるほどパンパンに張って来たのに、真瑠璃のお腹は変化なし…。
赤ちゃんがちゃんと育っているか不安になったので、
今日の午前中にもう1度お腹のレントゲンを撮りに行こうと思っていたんです。
そうしたら、朝の5時半頃から、真瑠璃が私の枕元で、ウシのようなうなり声を出して来て、
陣痛が始まってしまいました。
(私は、いつ出産が始まってもいいように、数日前からリビングの真瑠璃の産室の前に布団を敷いて寝ています。)
かなり不安…
でも、始まってしまったものはしょうがないので、私も覚悟を決め、見守る事にしました。
一緒にリビングで寝ていたえこも、真瑠璃の陣痛が始まった事に気付いて、
気を利かせて、2階に上がって行ってくれたのですが、
しばらくしたら、真瑠璃はえこ追いかけて行ってしまいました。
真瑠璃は、えこにそばにいて欲しかったようです…。
初産の真瑠璃には、好きなようにさせてあげようと思い、急遽2階の寝室で出産準備を始めました。
今日は旦那さまもいたし、えこも紅も寝室にいたので、真瑠璃には心強かったのかも…。
えこも、真瑠璃が痛がる度に、顔をなめたりしてはげましていたので、真瑠璃はとっても嬉しそうでした。
その間、紅は何をしていたかって言うと…
…って感じでした
でも、紅が真瑠璃の事をまったく気にしないでいてくれた事が、真瑠璃にはよかったみたいです。
ところが…出産はすんなり行かなかった…
何かが変だ…
通常、羊膜に包まれて産まれて来るはずの赤ちゃん…
産道の出口で、羊膜が破れ、赤ちゃんが出て来なくなってしまいました…。
本を読んだりして助産の仕方などは知っていたのですが、
赤ちゃんを引っ張り出したくても、足も出て来ません…。
まずい!赤ちゃんが窒息するかもしれない!!!
って思って、あわてて動物病院へ電話しました。
まだ開院前…。何度か留守電に叫んで、折り返しの電話を待っている間、
1度に15匹の子犬を取り上げたご近所さんに電話をして、アドバイスをもらったりしてました。
やっぱり「とにかくつかんで、引っ張り出して。」とのアドバイスだったのですが、
つかめるほど出て来ない…
どうしようもできなくって、困り果てていたところ、先生から電話がかかって来ました。
「今から行きます!」との、力強いお言葉…
真瑠璃も、えこも、私も、先生が来るまでの時間が、どれほど長く感じた事か…
先生が来て、えこと紅に寝室から出て行ってもらい、出産の続きとなったのですが、
次の陣痛で足が出て来て、午前8時半頃、先生が引っ張り出してくれた赤ちゃんは…
息をしていない…
長い事、産道にとどまっていたので、大量に羊水を飲み込んでしまっていたんです。
先生が、羊水を吸い出し、体中をさすり、人工呼吸に、心臓マッサージ…
先生に指示され、私がへその緒の処理をしました。
しばらくして、息を吹き返したのですが、その間、2匹目の出産が…
残念な事に、2匹目の赤ちゃんは、予想通り成長できていませんでした…。
真瑠璃も、スルッとゼリー状のものが出て来たって感じにしか思っておらず、気にもしていませんでした。
元気な真瑠璃の赤ちゃんを、皆さんにお伝えするつもりだったのに、まさか、死産を伝える事になるなんて…
ショックですが、覚悟はできていたこと…。
出産は、毎回何が起こるかわからないものと、毎回覚悟を決めてのぞんでいたのですが、
本当に何かが起こったのは、今回が始めてでした…。
先生には、3匹目の赤ちゃんも危ないかも…と言われてしまい、最悪の事態を覚悟…。
2匹目の出産が終わったところで、先生は病院の開院時間のため帰られました。
息を吹き返した赤ちゃんも、自力で初乳を飲む力はなく、私が真瑠璃のオッパイをしぼって、
赤ちゃんの口を乳首まで持って行き、ミルクをなめさせると言った行為を何度も繰り返していたところ…
さすが、初乳の力!
そのうち、弱っていた赤ちゃんに力がついて来て、元気に動き回るようになって来ました。
でも、、最初の赤ちゃんが自力でオッパイを吸えたのは、11時過ぎ…
かなり時間がかかりましたが、これで一安心です。
オッパイを飲んだ後は、見違えるように元気になりました。
1匹目の赤ちゃんです。男の子でした。
そのすぐ後、強い陣痛が来て、3匹目の赤ちゃんが!
よかった!元気に動いてる!!
でも、すご~く小さい。
今まで見た事もない小ささ…。
真瑠璃が胎盤の処理など、どうしていいのかわからない様子だったので、
私が羊膜を破り、顔を出してあげたら、真瑠璃も一生懸命になめ出しました。
真瑠璃がなめてあげている間に、へその緒を糸で結んでハサミで切り、胎盤などを片付けました。
その、小さな赤ちゃんは、ビックリする程元気な女の子でした
身体は小さいけど、スゴく元気にオッパイを飲んでいます。
大きな泣き声もあげています
これで、出産終了!
真瑠璃お疲れ様でした♪
大きさ、随分ちがうでしょう?
男の子は220g、女の子は120gでした。
えこの赤ちゃんは、みんな230g前後。それから比べると女の子の小ささにはビックリしますが、
その元気さにもビックリです。 チュパチュパ初乳を飲んでます。
私は豆柴を良く知りませんが、もしかしたら、最初はこういう小さな子をあわせて豆柴を作ったのかも…
元気なら問題ないでしょうから…
さて…、新米真瑠璃ママ。
困った事に、なかなか要領がつかめません…。
さっそく赤ちゃんがウンチをし始めても、なめ方もわからないみたい…
しかも、1階のリビングの産室ではなく、2階の寝室で産んじゃって、どうやって移動させよう…って悩んでいたところ…
なんと真瑠璃ってば、実家の母が様子を見に来てくれたら、赤ちゃんを置いて、玄関にお出迎えに行ってしまいました
これは、育児放棄も覚悟しなきゃ行けないのか~!!!
って、さすがに不安がよぎったワ…
真瑠璃が戻って来る気配がないので、赤ちゃん達をタオルにくるみ、産室へ運びました。
「わたしの赤ちゃんになにすんの~!」
って真瑠璃が不安がるかと思いきや、まったく気にしていない…
赤ちゃんが泣いても、飛んで行きもしない…。
赤ちゃんの泣き声に、ベテランママのえこは、いても立ってもいられず、産室へ…
もう、止められません
真瑠璃の反応は…
って感じ…
これは、いよいよ育児放棄か~!って思ったいたら、
一寝入りして体力を取り戻した真瑠璃ママは、しっかりオッパイをあげ出しました
でも、真瑠璃が休んでいる間中、えこは赤ちゃん2匹を交互になめてマッサージをしてあげて、
排泄もちゃんとやってくれて、きれいにしていてくれたんです
さすが、えこママ!!!
赤ちゃん達は、いっぱいなめてもらって、血行が良くなったのか、すっごく元気!
赤ちゃんのお世話をしている時のえこの顔ったら、超イキイキしていました
えこは、本当に子育てが好きみたいです
真瑠璃がやっと母性に目覚めたので、ここで選手交代。
えこは未練タラタラでしたが、すぐにあきらめました。
どうせしばらくしたら、いっぱい手伝わされるってわかっているのかも…
でも、赤ちゃんが産室の中で泣き声を上げる度に、えこは心配そうに産室の方を伺っています。
真瑠璃も、不器用ながら頑張ってお母さんをやっているので、
あとは、赤ちゃんの生命力を信じ、見守っているしかないですね。
かわいそうだった2匹目の赤ちゃんは、えこ達が遊ぶ庭の片隅に埋めてあげました。
赤ちゃんの骨は軟骨でできているので、すぐに土に帰るそうです。
「今度は元気に産まれておいで。待ってるよ。」って言ってあげました。
この世に生まれて来れるのは、本当に奇跡のような確率…
何億っていう精子の競争に勝利して、お腹の中で元気に成長する…
当たり前のような赤ちゃんの誕生は、生まれて来られなかった命の上に成り立っているんだと、強く感じました。
しょうがない事とは言え、辛いですね…
真瑠璃の2匹の赤ちゃんは、もう1匹の分まで元気に生きて行かなくっちゃね。
幸せにならなくっちゃ!
これから毎日、2匹の赤ちゃんの成長を伝えて行けたらって思っています。
皆さんも、2匹の成長を見守っていてください。
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