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板垣英憲「マスコミに出ない政治経済の裏話」より以下に紹介。

◆東日本大震災・福島第1原発大事故被害に、もう1つ加えなくてはならないのが、「菅直人・野田佳彦」被害である。「3.11」から丸2年が経ったのに、復旧・復興が進んでいないのは、ひとえに「菅直人・野田佳彦」という2人の首相の「失政」が大被害を招いていたという事実だ。
 この2人の首相は、何をさておいてもスピーディに復旧、復興させるべきだったのに、こちらの方は片手間で、一番力を入れたのが「消費税増税法案を成立させること」だった。最優先すべきことをそっちのけにしていたのである。しかも、復旧・復興に最も大きなパワーを発揮できたハズの小沢一郎代表を「座敷牢」に閉じ込めたばかりでなく、「消費税増税法案」の採決で「反対」した小沢一郎代表を民主党から排除し除名したのである。
 「菅直人・野田佳彦」両首相が、「政治力」(人とカネを動かす力)フルに発揮できる政治家であるならばともかく、全くそうではないにもかかわらず、「排除の論理」と「純化路線」にこだわりすぎた。これこそ「大失政」の何ものでもない。もっとも悪いのは、多くの国民・有権者であり、マスメディアであった。「力のない指導者」の続投を認め続けたからである。これでは、被災地の人々が救われるわけがない。
◆さらにここにきて野田佳彦前首相が、「TPP交渉参加」問題で大きなことを「隠し続けていた」という驚くべき事実が判明した。東京新聞3月7日付夕刊「1面」で、「TPP日本に不利な極秘条件」「後発国再交渉できず」「11年参加表明カナダなど」「打ち切り権限も先進国」という見出しをつけて、スッパ抜いたのだ。ズバリ言えば、オバマ大統領から「TPP交渉参加」を持ちかけられた菅直人元首相はもとより、「TPP交渉参加」に意欲的で、事実上「参加」を決めていた野田佳彦前首相もこの「極秘条件」を聞かされていながら、国民に対して「隠し続けていた」ということである。
 そのクセいかにも「交渉できる」と発言していた。野田佳彦首相は「ウソつき」と言われたくないために、「衆院解散・総選挙」に踏み切ったと言われいてる。だが、小沢一郎代表をダマした「裏切り者」であり、「マニフェスト違反」で「ウソつき」となり、そのうえに「情報隠し」で国民をあざむいていたとは、呆れ果てる。

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