12日午後2時10分ごろ、大阪府高石市内の国道26号で、歩道を進行していた自転車が転倒。乗っていた63歳の女性が収容先の病院で死亡する事故が起きた。横切った別の自転車を避けようとして転倒したとみられている。
大阪府警・高石署によると、現場は高石市西取石付近で片側3車線。交差点には信号機が設置されている。63歳の女性が乗る自転車は歩道(幅員約1.5m)を走行していたが、前方を横切るように左方向から交差進行してきた別の自転車を避けようとした際にバランスを崩して転倒した。
女性は転倒した際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、翌13日に死亡した。もう一方の自転車に乗っていた42歳の男性にケガはなく、警察では過失致死容疑で事情を聞いている。
自転車同士は直に接触しておらず、聴取に対して男性は「直に当たってはいないと思うが、女性の声に気づいて振り返ったら転倒していた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。