モスクワ地下鉄が2014年半ばまでに車内無料Wi-Fiを整備する方針であると、ロシア紙モスクワニュース(オンライン版)が報じた。
記事によると、モスクワ市の交通部門幹部は2014年半ばを目標に、高速Wi-Fiを全列車に整備する方針であると述べた。当初は駅にWi-Fi設備を設ける予定だったものの、車両に設置する方針に変更された。設置は8号線(カリーニンスカヤ線)と11号線(カホーフスカヤ線)の2路線から開始される予定という。
モスクワ地下鉄は全12路線、総延長308.7kmで、2009年のデータでは1日平均利用者数が655万人と、世界有数の規模を持つ。