JR東日本、水戸支社でタブレット導入が本格化…乗務員用の約400台

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乗務員によるタブレット端末使用時のイメージ。輸送障害発生時の情報収集や案内に活用する。
  • 乗務員によるタブレット端末使用時のイメージ。輸送障害発生時の情報収集や案内に活用する。
  • 時刻表データ転送時のイメージ。乗務行路表の設置スペースにタブレット端末がセットされている。
  • JR東日本が導入を進めているアップル社のタブレット端末「iPad mini」。

JR東日本水戸支社はこのほど、乗務員用のタブレット端末としてアップル社「iPad mini」の導入を開始した。

同社は2012年10月、「グループ経営構想V(ファイブ)~限りなき前進~」で情報通信技術(ICT)の活用を盛り込んだ。タブレット端末の導入もICT活用策の一環で、最終的には同社の全乗務員がiPad miniを携行する。

水戸支社では約400台のiPad miniを導入する予定。6月から使用を開始しており、今年度中に支社内の全ての乗務員区に順次導入する。

同支社によると、輸送障害が発生した際、乗務員が携行するタブレット端末に運行情報などのデータを直接送り、対応の迅速化を図る。運転状況の収集や案内にもタブレット端末を活用し、サービスの向上を図るという。

また、マニュアル類を電子化してタブレット端末に搭載。現在携行している「津波浸水マップ」もタブレット端末に移行し、使いやすくするとしている。

《レスポンス編集部》

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