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テーマ:アニメ!!(3880)
カテゴリ:サイコパス・四月は君の嘘/ノイタミナ枠
戦いの根源-----------!!
真名の目覚め。 いのりの身体を支配するその存在。 もうすぐ完全にいのりの身体は真名の支配下に置かれるよう。 「そうしたら、楽しいこといっぱいしましょうね、トリトン」 あぁ。 真名だ。 集と、葬儀社、そして生徒達は今、供奉院家の所有する船にいるよう。 甲板に佇む八尋に、集に声をかけないのかと問う花音。 だが・・・八尋には今の集になんと声をかければいいのか分からないのだ。 その時、24区から涯のメッセージが発表されたとの知らせが!! 邪魔をするなと警告したにも関わらず、24区へのハッキングや侵入行為が相次いだ結果、お前らは死にたがっているのだと判断したという涯。 「ならばそれを叶えよう。 俺はお前達一人ひとりの価値をこの世界に問うことにした。 12月25日、今ある世界は終了し、新たな世界が始まるだろう」 供奉院家の財力すべてを涯との戦いにつぎ込めと命じられたという倉知。 そのために集めた民間勢力・PMCと合流するという彼女。 「桜満集くん、我々と共に戦ってくれませんか」 だが、その前にまず涯が今から何をやるつもりなのか? それが知りたいというアルゴ。 「4度目の黙示録。完全なロストクリスマスを引き起こすつもりなのですよ」 この声-----四分儀!! いつの間にここに~(><) そして、涯から集へ預かってきたという日記を手渡す四分儀。 「桜満クロス博士の日記です」 これがヴォイドゲノムのルーツになることは確か。 涯は、集たちにはすべてを知って死ぬ義務があるという。 茎道に問う涯。 「それが、桜満クロスの親友だったあなたの願いではないんですか-------- 父さん」 そうだったのかぁぁぁ!! だから涯を使ったのか。 なんかすとんと落ちた感じだわ。 茎道がまだ天王洲大学院生だった頃、他人はすべて自分を苛立たせる存在でしかなかった。 そんな茎道の論文を見て、美しすぎると感動を体いっぱいで表現して研究室へ飛び込んできたのが------桜満クロス。 ・・・軽っ(><) もっとイメージしてたのは真面目そうな学者肌だったのに、天然さんの方だったか。 声は関俊彦さん♪ でも、そんなクロスとは、自分は同じ次元で物を考え、競いあえる存在になっていったよう。 進化と淘汰の鍵を解く鍵。 二人の研究は、学会でも一目置かれることに。 そして、クロスは医学部の才優の四条サエコという女性と結婚。 桜島で暮らし始めたふたり。 そして、娘・真名の誕生。 だがその時、島に隕石が落下。 そこにはクレーターが発生し、残された異物にはアミノ酸が付着し、ゲノム共鳴反応を示していたのだ。 ウイルスを発見し、それはゲノム共鳴で活性化する事を突き止めたふたり。 このウイルスを取り込めば、細胞は破壊され、死に至る。 「ゲノム共鳴の音を奏でる楽器。 黙示録の喇叭だ------」 だがそんな二人の前に現れたのが・・・ダアトの使者だという少年・ユウ。 そして、隕石に含まれたアポカリプスの種子は、すでにこの島国を覆ったというのだ!! まもなく人々は、その種子の苗床となる。 「やがて真名がイヴとして成熟したとき、地球史上4度目の黙示録、生命の一斉淘汰と進化が行われます」 彼の言葉に信憑性があったのは------なんと、すでにサエコがウイルスに発症し、半身はキャンサー化していたから。 隕石を見つけたのは真名だった。 その時怪我をした真名は、ウイルスを体内に取り込み、彼女もまた選ばれたイヴとなったのか。 で、一緒に散歩をしていたサエコは発症してしまったと。 だがその時、彼女のお腹には、すでに集がいたようで・・・。 その子を殺すなと命じるユウ。 どうやらすでに集は生まれてくる前から、真名によって選ばれていたアダムだったよう。 そして------サエコの死と引き換えに誕生した集。 このまま行けば未来を担うのは、共にクロスの子・・・。 「奴の血が、次の世代の規範になる」 茎道の中で生まれた、クロスへの嫉妬めいた感情。 そこへ漬け込んだユウ。 そして--------密入国しようとしていた子供・涯を自分の息子にすることにした茎道。 だが、それは名ばかり。 それは、イヴである真名のつがいとしての養成所だったのだ!! 何人も運び込まれた実験体の少年たち。 繰り返される実験。 ウイルスを打ち込まれ、キャンサー化して死亡したとしても、茎道たちには実験体でしかない存在。 そんな環境に耐えられず養成所から脱走した涯。 海へと転落し、流れ着いた先が--------。 運命から逃れるつもりで、もっと大きな運命に絡みとられてしまった涯。 それが真名と集との出会い-------。 一方、クロスの方は・・・。 茎道の妹の春夏が大学入りたてで、子供を桜島に置いてひとりで研究に没頭する彼の姿は興味深い対象に見えたよう。 食事を作ったり、面倒を見たり。 すぐにそれは恋心へ変わったよう。 そして、クロスと結婚すると兄へ打ち明ける春夏。 その頃には・・・茎道とクロスは道を違え、ライバルという存在でしかなくなってしまったよう。 そして入籍した春夏は、桜島から真名と集、涯を呼び寄せ、一緒に暮らし始めたよう。 だがその年の12月25日。 運命のロストクリスマスの日。 待ち合わせをしていた家族。 集と自分は大丈夫だから、クロスを迎えに行ってと言ってくれた真名。 そして、春夏が教会を出た後、入れ違いにやってきたのが-------涯。 ここからロストクリスマスのあの真相に繋がるわけだ。 研究室へ向かった春夏が通った公園では、八尋と潤の姿も。 そして、茎道は・・・。 やはりクロスの研究成果が知りたかったようで、研究室へ忍び込んだよう。 そこに記載されていたアポカリプスウイルスの研究成果。 心の具象化。 そこには遺伝子コード。 ヴォイドゲノムを見つけたという文字が。 「アポカリプスは神の摂理ではない。 人の知恵でコントロールできるのだ」 そこへ現れたクロス。 進化と淘汰の謎を解明したクロス。 協力しようと言い出す茎道。 だが、自分の窮地に友人を巻き込むわけにはいかないと言って断るクロス。 その気遣いが、逆に茎道のプライドを傷つけていることも知らず・・・。 バカにするなとクロスの襟首を締め上げる茎道。 こんな寂れた施設で成果を挙げ、本当は富と名声を手にした自分を妬んでいるのではないのか。 だが、クロスは本気で問い返したのだ。 「僕が一体君の何を妬むというんだい」 その言葉が茎道にとっては完全敗北の証だったのだろう。 天才なのだ、クロスは。 それは決して自分が持ち得なかったもの。 認めるという茎道。 だが、ひとつだけ間違いがあるという茎道が、クロスに向けた銃口。 「俺たちは友達なんかじゃない!!」 春夏が聞いた銃声。 駆けつけると、研究室で血溜りの中倒れていたクロス。 そこから日記が消えていたのだった。 時を同じくして、真名が目覚め、世界はロストクリスマスへ----------。 そこから始まった春夏のクロスの意志を継ぐ研究成果だったのか。 集の新しいヴォイドは、他人のヴォイドを一時的に格納するのと同時に、キャンサー化した細胞と、アポカリプスウイルスそのものを分離吸収できるものだったよう。 と言うことは、颯太は完全に助かったって事。 だが、春夏はもうこの力を使わないで欲しいと願う。 いのりへの真名の意識の移植はすでに完了していた。 それを完全なものにするため、ロストクリスマスで散ってしまった彼女の因子を、皆のヴォイドに混入した欠片を回収する必要があったというのだ。 集がさせられていたのは、このこと。 つまり集もまた利用されていただけ。 もうすぐ完全体になる真名。 だったら、尚更自分が行かねばと言う集。 そんな集を抱きしめる春夏。 そこへ倉知が。 出発前に颯太や八尋たちに会いに行く集。 そして、なんとみんなにヴォイドを返すと言い出したのだ!! もしこのまま集が死んでしまえば、皆も死んでしまう形になってしまうから。 だがそういわれて、ふざけるなと詰め寄ったのは・・・八尋。 では、武器ナシで涯とどう戦うのか? 「この手でも、銃くらいは撃てるよ」 だが、それでは涯に勝てるはずがない。 「僕はこの力を、いのりやみんなを助けるために使うんです。 涯を倒すためじゃない」 実に集らしい話。 すると、なんとみんなが自分からヴォイドは集に持っていて欲しいと言い出したのだ。 どのみち集が倒れたら、自分達も終わりなのだから。 覚悟は決まった綾瀬やツグミ。 それに八尋や花音も。 あとは・・・颯太。 集を見ないでそれでいいんだよとはき捨てるように言うのだが・・・。 そんな颯太に近づき、握手を求める集。 「仲直りには握手だろ、颯太が言ったんじゃないか」 このまま別れてはいけないと思った集。 何度もその手を掴もうとして、振り払われる。 そして・・・触れたのは、冷たいヴォイドの手。 颯太はそれに気づき、涙を流して集に謝罪する。 「颯太のせいじゃないよ」 「俺・・・お前が怖くて・・・そんな自分がいやで、辛かった」 「僕も同じだよ」 そして颯太は集に友達でいてくれと言う。 「颯太、僕らは友達だ。 一生友達だ--------」 クロスはなんでもひとりで出来てしまう人だった。 だが、その代償は------孤独。 でも本当は寂しかった。 みんなと一緒にいたかった。 「だから、あなたに『集』と名づけたのよ------」 息子を頼もしく想いながら見守る春夏。 最終決戦へ向かって飛び立ったヘリ。 たくさんの命を背負って、立ち上がった集。 仲直りも出来たし。 これで想い残すこともないんだろう。 清々しい表情の最後の集が印象的だった。 それは涯を倒すためでない。 救うための戦い。 これが命を預けるって話なんだ。 集の背負った大きな宿命。 茎道は結局自分のためでしかなかった研究。 クロスは家族を救うための無心の研究だった分邪心がなかったんだろう。 だから妬むとかそういう気持ちは沸かないわけで。 その差が明暗を分けたか。 独白めいた各キャラの、視点を替えた流れも秀逸だった今回の演出はお見事。 さぁ、後2回。 どんなラストに向かうのか。 なんか涙・・・な気がしてきた。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第19話 送信確認・TBリストは下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/5eed901100f87fe1cfa63342cb4493fd/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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