「お前、本当にギルなんだな----------」
レイヴンの胸に残された、大きな傷跡。
覚悟を決めたオズは力を抜く。
もう二度とあんな思いをするのはイヤだ。
やっと取り戻したのに･･･！！
そして---------銃声が響く。
どうなったのか、固唾をのんだ一瞬。
なんと、レイヴンの想いが、ツヴァイのチェインの操り糸を断ち斬ったのだ！！
弾はどうやらツヴァイの腕に当たったよう。
今回は不利と見たか、いずれまたと言い残し、ツヴァイは姿を消すのだった･･･。
レイヴン･･･怒ってます（＾＾；）
ま、自分に主君を殺させようとしたわけですからね。
でもオズは笑うのだ。
「覚悟はしてた。でも･･･止めてくれると思った。
お前がギルなら、絶対に-------」
絶対を信じないオズだったが、たったひとり、ギルの言う「絶対」だけはずっと信じられたから。
だが、自分はもう昔のギルではないと目をそらすレイヴン。
どうやら彼は、今はベザリウス家と敵対するナイトレイ家の養子らしい。
それでも、何も変わっていないというオズ。
目が覚めた時、レイヴンは一番傍にいてくれた。
何が変わったか？
「言っとくがな、たかが貴族になったくらいで、俺がお前を手放すと思うなよ」
お前が望むなら････。
そう促すオズ。
相変わらずご主人様体質のようです（＾＾）
誓いは、あの１０年前に一緒に見つけた地下の場所。
懐中時計が見つかったあの墓標の前で、再びレイヴンはオズに膝を折る。
「俺は今でも、あなたの従者でありたい------」
「久しぶりギルバート」
ようやくあの頃のように、ふたりの絆が戻ったようですね♪
いいなぁ、この年の差のあるような主従関係（＾▽＾）
萌えですわ～♪
だが･･･こうなるとアリスはひとりぼっちな感じ。
残されたアリスの前に現れたラビット。
「ねぇ、どうしてあなたはアリスなの」
くすくす笑うラビット。
それはいつしか姿を変え、目から血を流し、アリスに言う。
「お前は、血染めの黒ウサギなんだろ」
夢。
でも悪夢だってことで、迎えにきたオズに八つ当たりするアリス。
いい蹴り入りました～♪
って階段落ちは死ぬって（＞＜）
だが、その時、墓標の前にあった木と花びらに、自分の記憶があることを悟ったアリス。
それにシンクロするオズたち。
目の前を白いウサギぬいぐるみを抱えた小さな女の子･･･アリスが通り過ぎる。
彼女が追いかけて行ったのは･･･金髪の長い髪を後ろでひとつにミツアミに結った男。
その声は-------------謎の男！！
この人アリスの兄？
ま、関係者であることは間違いなさそうですけど。
しかも記憶の中だというのに、オズに忠告してくるし（＞＜）
「気をつけなさい。アヴィスの意思に見られている---------------」
記憶の空間が崩壊を始める。
レイヴンに向かい、今度は守ってやれと言い残し、消える謎の男。
相変わらず小野Ｄはセバスチャンですねぇ♪
そして出来た暗闇を進むふたり。
くすくす笑い声が聞こえた時、椅子に座って眠らされているアリスと、その上に浮いているラビットが！！
ラヴィットはオズの事をずっと待っていたという。
オズを横取りしたというラビット。
アリスを責める。
「あんな子、生まれてこなければよかったのに----------！！」
アリスの事を知らないけれど、それでも今はオズはアリスといなければならないと、白ウサギを受け入れない。
「あなたはきっと後悔するわよ。
私よりも、黒ウサギを選んだこと----------」
そして白ウサギはオズを襲う。
助けたのはもちろんレイヴン♪
アヴィスの意思とは？
だが、この干渉を予定通りと言うブレイクとシャロン。
パンドラの動きはなんだか黒いよなぁ。
このふたり、ものっそ黒い気がしてならないです（＞＜）
そしてついに登場、白ウサギ！！
アリスそっくりのその風貌。
一体彼女は何者なのか？
今回はオズとレイヴンがようやく元の関係を取り戻せたということでＯＫ。
少しずつ見えた世界。
そして、新たな敵。
でも、こうなると気になるのはエイダの存在。
彼女はどこへ？
色々気になりつつ、次回を待つとしますか。
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