「どうする?取引するか----------------」
先週のリュークからの『死神の目』に関するライトとの取引。
さぁ、どうする?ライト。
「リューク、この取引・・・・・・・論外だ」
え?選ばないの?折角これで有利にデスノートを扱えるのに・・・・。
ま、そうだよね。自分の残りの寿命の半分を差し出さなきゃいけないんだからね。
ライトの頭脳をもってすれば『目』はなくても戦えるんだろうし。
新世界で神として長く君臨するためには寿命が短くなるなんていうのは話にならない。
「そういう話は会ってすぐ言うか、ノートの使い方の説明にでも書いておくべきじゃないのか?」
「そ・・・・そうだな」
死神相手に恐れることもなく、媚びる事もなく、こういうことに関してはがんがん突っ込んでくるライト。
逆にリュークの方が怒られてますよ(笑)
だがこの取引が『翼』なら、神の象徴にもなるだろうから取引をしてもいいという冗談をいうライト。
「そうやって『目』だの『翼』だの取引していくうちに、いつの間にか本当の死神にされてしまう・・・・・
そういう話も面白いじゃないか」
「安心しろ。そんなことしなくてもライト、お前はもう、立派な死神だ!!」
「死神と一緒にされたくないね。僕は人間として人間のために『デスノート』を使っているのだから」
腐った今の死神界も、リュークがこの経験を生かして変えてみろというライト。
プラス思考のライトに感心すら覚えるリュークだった。
そしてデスノートの『死因』に目をつけたライト。
これを使って自分を尾行していた人物の名前を知ろうというのだ。
どこまでこの死因の範囲が自由に出来るのか、試させてもらうと新たな動きを見せるライトだった。
心臓麻痺でまた刑務所内で犯罪者が死んだ。
だが死んだ3人は、死の直前に、今までにない行動を起こしたというのだ。
壁に自分の血で奇妙な絵を描く者。
遺書ともいえない文章を残した者。
脱走してわざわざ職員用のトイレで倒れて死んだ者。
現場に残された画像をすぐにLに転送するワタリ。
それを見てLはすぐさまキラが犯罪者を使って何かテストをしていることを判断する。
だがキラのその狙いは何なのか・・・・・そこまでは答えが出ないのだった。
この実験のデーターはライトにまた新たなデスノートの使い方を発見させた。
デスノートにもありえないことは出来ないということ。
3人の心臓麻痺の死亡はデスノートに書いた通りの結果を生み、あとの3人は物理的に無理なこと、知らない情報などは実行できないということ。
Lはその遺書とも呼べない文章からキラからのメッセージを受け取るのだった。
文章の頭の部分を繋ぐと・・・・『えるしっているか』
Lに向け挑戦状をたたきつけたライトだった。
そしてライトは自分の疑惑を晴らすため、犯罪者とデスノートを使って行動を開始するのだった・・・・・・。
尾行を確認しながら、はたから見るとただのデートを装うライト。
ライトが何をしでかすのか、リュークは愉しみのためにライトがデスノートに何を書いたのか見ていないという。
「だったらどうなるのか、楽しみに見ていろ」
休日を満喫するライト。
向う先はスペースランド。
バスに乗り会話を楽しむ・・・・・。
途中乗車してきた男。
それは銀行強盗で指名手配されていた麻薬常習犯だった。
彼はバスジャックをし、運転手に銃を向け、ライトたち7人に威嚇するのだった。
ライトは隣にいるユリに、「隙を見て取り押さえる」というメモを見せる。
それをライトの後部座席で見ていた尾行者は「危険だ」と止めるのだった。
メモをポケットにしまい、男に「信用できない」というライト。
もしや共犯なのかもしれないと疑いを向けるのだった。
男はライトがキラではないと思い、自分の身分証を見せるのだが・・・・・。
さすがのライトも驚愕に表情を変えるのだった。
そこに書かれていた証明書は『FBI』だったからだ。
Lがそこまでしているとは思わなかったのだが、尾行者の名前と顔を得たライト・・・・・口の端をあげ笑みを浮かべるのだった。
わざと紙くずを通路に落とすライト。
すかさず犯人は反応し、それを拾うのだが、それは単に今日の約束の書かれたメモだったのだ。
「やった!!」
確信を深めるライト。
ライトの狙いは何なのか!?
陸橋を境に、光と闇の対比をした効果がすごく分かりやすくて、またどうなるんだという期待と不安を抱かせる・・・・
上手い演出でした。
そして犯罪者の男が振り向いたバスの後方にいたのは・・・・・バケモノ。
男にはリュークが見えるのだ!!
そう、先ほどライトが落としたメモはデスノートの切れ端だったのだ。
「あったまいい~」
デスノートに触れた者は死神の姿が見える・・・・。
死神はノートの所有者についていなければならない。
そして死神は銃などでは死なない。
「さすが全国模試1位。応用力がある」
錯乱した犯人は銃をすべて乱射し、バスを止めさせ、あわてて外に飛び出すのだが・・・・後方から来た車に跳ねられ死亡してしまうのだった。
「デスノートに狂いなし」
そう、これはすべてライトがデスノートに書き込んだシナリオだったのだ。
死亡時刻すら寸分の違いもないという。死を操る恐ろしいノート。
そしてライトの次のターゲットは・・・・
「次はあなたの番だレイ・ペンバー」
今週の駆け引きもまさに神の一手!!・・・・・って作品違うって(笑)
すべてライトの計画通り。
恐ろしいくらいの緻密さで話が進んでいきますねぇ。
最期のバスジャックのところは映画でもしっかり描いてましたけど、やっぱり面白い。
一筋縄でいかない展開にドキドキはらはらしっぱなしでした。
本当緊張感あるよね~(^^;)
英郎さんがレイとは・・・。
かっこいいじゃん♪
だけど2回のみの出演なのが惜しい・・・・(><)
宮野ライトがだいぶ板についてきましたね(^^)
狂気と表の顔・・・・。
今後の使い分けから目が離せません。
今回も関西は最後はおまけコーナーがなかったですけど、このまま打ち切りなのか?(笑)
ま、それはそれでいいけど、なけりゃないで気になる・・・って矛盾してるかな(笑)
レイをも操るライト。
残りの捜査員は心臓麻痺。
「さよなら・・・・レイ・ペンバー」
次回『駆引』