仙台市の私立高校に通う高校2年生の男子生徒(16)が、去年11月頃から同級生から20回以上にわたり腕にタバコの火を押し付けられる暴行を受け登校できなくなったとして、6日、警察に被害届を出した問題で、「他の生徒に動揺を与える」としていじめられていた男子生徒に対して6日までに自主的に退学して欲しいと伝えていた学校が自主退学は保留扱いとしました。
学校側はやけどはいじめとによるものと申し出たため、他の生徒から話を聞きましたがいじめと認めなかったため、いじめられていた男子生徒に6日までに自主的に退学を求めたといいます。また、いじめたとされる生徒に話を聞いたところ、被害生徒が自分でたばこの火を腕に押しつけたなどと説明を受けたところ、いじめられていた男子生徒が自分でたばこの火を腕に押しつけたなどと説明を受けたため、やけどは「自傷行為」、または「合意による」と認識したとのことです。
【男子生徒「根性焼き」などいじめ受けるも、学校「ほかの生徒が動揺する」として被害生徒に退学求める | CUTPLAZA DIARY】
いじめられていた男子生徒が退学をさせられそうになっていたのもさることながら、いじめた側の話を元に、警察へ被害届がなければいじめられていた男子生徒まで退学させようとしていたという学校の対応や、それを受けて合意による「根性焼き」と学校が認識していたというのは驚きを通り越して呆れるばかりです。
【「根性焼き」は合意による行為と認識…学校側 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】
学校の説明では、生徒の保護者からいじめの相談を受け、7月中旬に校内に調査委員会を設置。いじめたとされる生徒に話を聞いたところ、被害生徒が自分でたばこの火を腕に押しつけたなどと説明を受けた。被害生徒も自分から頼んだと説明したとして、やけどは「自傷行為」、または「合意による」と認識したという。
その後、被害生徒が、やけどはいじめによるものと申し出たため、学校側は他の生徒から話を聞くなどしたが、いじめとは認めず、生徒側に今月6日までに自主退学するよう求めたという。学校側は、自主退学に応じなければ退学処分にするとしていたが、被害届が出された6日に行われた保護者との話し合いで、「保護者が納得していない」などとして、再調査と退学処分の保留を決めた。
学校側は、いじめたとされる同級生が7月31日付で自主退学したことも明らかにした。
「学校側「根性焼き」は合意による行為と認識 警察に被害届受けて、いじめ被害生徒の自主退学は保留へ」への1件のフィードバック
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