2024年11月02日

無回答や中立は反対隠しにならない

10月14日エントリの続き。

アンケートで無回答の企業は、
反対と回答すると、選択的夫婦別姓を
求めるかたに嫌がらせをされるからだと、
「四条烏丸」は人聞きの悪いことを
言ってきたのでした。

 

このようなことを言うということは、
無回答にしておけば選択的夫婦別姓に
反対だと思われないと、「四条烏丸」は
考えていることになります。


いまの選択的夫婦別姓を求めるかたたちは、
選択的夫婦別姓の是非の調査で
「無回答」や「中立」と回答する人を、
もはや信用しなくなっています。

このような人たちは本心は反対だけど、
それを公言するとはばかられるので
隠している可能性を考えます。

「「どちらとも言えない」は信用できない」



「結婚後の苗字」という難しい要素の
まったくない基本的人権にかかわる課題です。
最近になって話題になったことではなく、
何十年も前から話題になっていることです。

こうした状況において選択的夫婦別姓に
対して明確に賛成と答えられないのは、
リテラシーがろくにないのでなければ、
反対したいと思っている
可能性が濃厚というものです。

「四条烏丸」の想定に反して、内心では
選択的夫婦別姓に反対しているのを
隠すために「無回答」としたところで、
「批判よけ」にはならないでしょう。



posted by たんぽぽ at 22:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
堂々と選択的夫婦別姓に反対する人がいますが彼らはどのような考えなのでしょうか?
Posted by イト at 2024年11月02日 22:58
深く考えられないバカなのだと思います。
Posted by 改姓した男の人 at 2024年11月10日 21:54
イトさん、

ほかの人なら公言することをためらう、
どんなひずんだ思想でも、それをはばかりなく
公言する人はいる、ということだと思います。

その場合、なぜみんなそれを言わないのか、
その理由が本気でわからないことあると思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年11月14日 22:48
改姓した男の人さん、

ほかの人が公言をためらうことを
堂々と言えるのは、「自分はほかの人と
ちがって度胸があるのだ」という
自負心が考えられます。

それと「みんなが言わないけれど、
大事なことなので自分が言う」という
使命感も考えられます。
Posted by たんぽぽ at 2024年11月14日 22:49
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