「妻が生来の苗字に復姓したいと言ったら
どうすればいいか?」と複数の男性から
訊かれた、というお話の続き。
「妻に復姓させたくない」が、
選択的夫婦別姓に反対する男性の
核心的な理由だということを、
わたしはツイッターでもお話しました。
妻に復姓させたくないと考える男性は、
「自分の苗字で夫婦同姓がいいから、
妻が望まなくても改姓させている」からだ、
ということもお話しました。
このような男性は妻に望まない改姓を
押し付けている意識があるのでしょう。
それゆえ選択的夫婦別姓が実現したら、
妻はきっと復姓すると、かかる男性は
思っているのだと思います。
https://t.co/MCZxKkD9yZ 「わりといる」というか、「妻を生来の苗字に復姓させたくない」が、選択的夫婦別姓に反対する人(男性)の核心的な理由だと思います
— たんぽぽ (@pissenlit_10) November 2, 2024
そのような男性は「妻に改姓させて自分の苗字で夫婦同姓がいい」という信念があります。そして選択的夫婦別姓が実現すると、妻は生来の苗字に戻すと信じています。彼らは妻に望まない改姓を押し付けているという意識があるのでしょう @pze0133
— たんぽぽ (@pissenlit_10) November 2, 2024
この「核心的理由」は、自己中心的で差別的なのがあきらかなので、ほとんどの選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は隠そうとします。「作り話?」と言ってきたのも、「核心的理由」を隠したくて否認しようとしたものと思います
— たんぽぽ (@pissenlit_10) November 2, 2024
そこへあの「四条烏丸」が、持ち前の
暗い情熱を発揮して、また絡んできました。
いわく「それはデータでしめされた
ことなのか」ということです。
それはどこかデータで示されたうえでのポストでしょうか。わ
— 四条烏丸 (@meemee555555) November 2, 2024
「妻は生来の苗字に復姓してよい」と
考える男性は、選択的夫婦別姓に反対しないです。
選択的夫婦別姓が実現して、妻が復姓したいと
言うなら、希望通り復姓させるだけだからです。
このあとはこの男性が、自分は改姓したくないなら
夫婦別姓でしょうし、夫婦同姓がいいなら、
自分が改姓するでしょう。
「妻は望んで改姓した」という男性も、
選択的夫婦別姓に反対する理由はないです。
選択的夫婦別姓が実現しても
妻は復姓しないので、現状と変わらないからです。
妻が復姓したいと言い出す心配もないので、
「妻が復姓したいと言い出したら
どうする?」なんて相談するはずもないです。
「自分の苗字で夫婦同姓でなければ
ならないから、改姓させた妻に
復姓されたくない」という男性だけが、
選択的夫婦別姓に反対する理由が
あるということです。
「データ」もなにも演繹的にわかることです。
付記:
「四条烏丸」のツイートの最後にある
「わ」はなんなのでしょうか?
不倫した国民民主党の玉木氏は「妻は許してくれました。とにかく最愛の妻を裏切ってしまったことを申し訳なく思います」
と言ってます。
しかし、この短い言葉に2つの疑念があります。
「妻は許してくれた」というが勝手にそう思っているだけで、本心で奥さんが許したという根拠はありません。
「最愛の妻」というが通常、最愛の妻がいるという意識があれば別の女性と関係を持つことは絶対にあり得ません。
妻であるのは間違いなくても「最愛の」という言葉は適切ではないのです。
このような人物は「日本は我が最愛の母国であり、日本の国益のために国会議員をやっている」と言うかも知れませんが、ちょっとしたキッカケで、その最愛の母国を裏切る可能性があるということです。
つまり、言っていることが疑わしいとなるわけです。
わたしのブログにコメントありがとうございます。
>常識的に考えれば
選択的夫婦別姓に反対している時点で、
「妻が復姓するのは嫌、自分の苗字を
名乗らせて夫婦同姓がいい」と思っているとしか
考えられなくなるのですよね。
選択的夫婦別姓を求める側は、この点をもっと
追求してもよさそうに思います。
>反対派は非合理的な考え
反対派(非共存派)はかかる「本性」を
隠して「理屈」を作るので、非合理的で
不可解なものになるのでしょう。