「あなたはどこかの宗教の信者か?」と
わたしがお尋ねしたら、「Pちゃん」は
「いただきます、ごちそうさまを言う」
うんぬんという意味不明な返事をした
お話をこれまでしてきました。
「Pちゃん」の言いたいことは
こうではないかと、わたしなりに思うことを、
今回はお話したいと思います。
https://t.co/l8mjzwhwSc 無神論者は人間ではないと言うのですね。「Pちゃん」はどこかの宗教団体の信者なのでしょうか?
— たんぽぽ (@pissenlit_10) December 3, 2019
食事の前には「いただきます。」
— Pちゃん@マラソン大会中止(号泣) (@pchanMF) December 4, 2019
食べ終われば「ごちそうさま。」
何かおかしいのですか?
あのねぇ、「いただきます」や「ごちそうさま」の意味ぐらい知らないの?
— Pちゃん@マラソン大会中止(号泣) (@pchanMF) December 6, 2019
「Pちゃん」が言いたいのは、
「いただきます、ごちそうさまを
言うのは宗教の習慣である。
つまり自分は宗教を信じている」という、
表明なのだろうと思います。
「いただきます」の起源は食事を
与えてくれた神様への感謝がもとだとも言われて、
ルーツは宗教だという説もあります。
「いただきます」は宗教の習慣だと
考えるのは、まちがいではないです。
「いただきます」がもともとは
宗教的なものだったとしても、
現在はその意味は薄れて、食事の際の挨拶
というだけになっています。
食事のはじまりと終わりを
はっきりさせる「区切り」というだけで
「いただきます、ごちそうさま」を言う人も
多いのではないかと思います。
「いただきます、ごちそうさま」を言う
日本人は多いですが、信仰なんて持たない人も、
その中にはたくさんいるでしょう。
よって「いただきます、ごちそうさまを言う」
という「Pちゃん」の返事を
「自分は宗教を信じている」という意味だと
解釈するのは、むずかしいと思います。