ものすごい敵意を示すツイートです。
貧困対策を無視して選択的夫婦別姓や
性的少数者向けの政策を優先させている、
と言って、立憲民主党を恨んでいます。
ハッキリ言って立憲が氷河期世代や貧困層を無視して、多様化の名の下に移民政策やLGBT政策、夫婦別姓を優先させたことは、相当恨みと失望を買ってるといえる。”立憲民主党は貴方です”の言葉に、氷河期世代や貧困層は入っていなかったのだから。付け焼刃の時給1500円公約など信用されないよ。
— 高村武義 #WalkAway (@tk_takamura) August 22, 2019
氷河期の貧困派遣労働者を候補者に抜擢するぐらいのことしないと信用されない。東京選挙区で塩村文夏が氷河期世代だとアピールしてるけど、そいつは元芸能人で都議だろうが。そんなセレブに氷河期世代の貧困の何が分るというんだ。それが理解できないから立憲は駄目なんだ。
— 高村武義 #WalkAway (@tk_takamura) August 22, 2019
民主党時代はあんなに格差問題や貧困問題に取り組んでいたのに。
— 高村武義 #WalkAway (@tk_takamura) August 22, 2019
参議院選挙で”無年金の氷河期世代を救わなければ”と主張する山本太郎。一方、LGBTだの夫婦別姓だのを主張する立憲。どちらが弱者に寄り添ってるかは一目瞭然だ。https://t.co/NM0DBOLA22
— 高村武義 #WalkAway (@tk_takamura) August 22, 2019
これらのツイートの人が言っている
「立憲民主党が氷河期世代や貧困層を
無視している」という事実は、
はたしてあるだろうかと思います。
2017年の衆院選のときの立憲民主党の
公約を見ると、問題の最低賃金の引き上げのほか、
同一労働同一賃金の実現、正規雇用を増やす支援、
大学授業料の減免、奨学金の拡充、
課税に関する再分配機能の強化があります。
これらを見るかぎり選択的夫婦別姓や
性的少数者むけの政策とくらべて、
貧困対策が無視されているとは思えないです。
「立憲民主党の公約・経済政策」

2019年の参院選のときの立憲民主党の
公約を見ると、「家計所得の引き上げ」
「子育て・教育への投資」があって、
2017年の公約とほぼ同様の内容があります。
2019年の公約を見ても、立憲民主党が、
貧困対策より性的少数者向けの政策や
選択的夫婦別姓を優先させているとは、
とりたてて思わないです。
「選挙公約「立憲ビジョン2019」・経済」
これらのツイートの人は、最低賃金1500円と
「付け焼刃」などと言っています。
2017年、2019年のどちらも、立憲民主党の
公約には最低賃金の引き上げはあります。
立憲民主党が最低賃金に関して
具体的に1500円という数字を出したのは、
2019年の参院選のときからのようです。
それでも最低賃金を公約にすることが、
「付け焼き刃」ということはないと思います。
「最低賃金についての政党アンケート結果 : 4党から回答」
「若者団体AEQUITAS・エキタスと最低賃金について石橋厚労部会長らが政策懇談」
付記:
最初のツイートは、2月4日エントリで
ご紹介した「黒猫亭」がリツイート
したもののうちのひとつです。
「選択的夫婦別姓がおもしろくないらしい」