2018年02月20日

あまりに攻撃的で暴力的な

前のエントリでご紹介の、染色体を持ち出した
むき出しのミソジニーのツイートですが、
このアカウントのユーザIDがとても強烈です。
「onnazetumetu(女絶滅)」ですよ。



 
このような攻撃的なことを、はばかりなく言うのは、
男のほうが多いと思います。

「結婚しない女は死刑?」
「弱者男性とひとり親支援」

言うだけでなく、現実に実行に移すことがあるのも、
たいていは男だと思います。

「ノルウェー連続テロ」
「サンタバーバラの非もて」

それでいて彼らは往々にして「自分たち男よりも、
女やフェミニストはずっと攻撃的」と思っていたりします。

「暴力的なフェミ批判・雑感」


男のほうが問題なく攻撃的で暴力的なのに、
自分たち男は攻撃的で暴力的なフェミの被害者と思っている
なんて、どれだけ自分たちだけの狭い見識にとらわれて、
社会全体の客観視ができないのかと思います。

これも男性は社会的強者であるゆえんだろうと思います。
社会的強者だから社会的弱者(女性)に対して、
攻撃的、暴力的になりやすいということです。
そして社会的強者だから、発言を抑制されにくいので、
ちょっと被害を受けたと思っただけで、
声を大にして発言できるということです。



付記:

銃乱射事件を起こしたサンタバーバラの非もては、
「自分を認めない女をすべて抹殺する」という
自分のアイデアを、ヒトラー・ナチスによる
ユダヤ人絶滅計画になぞらえ「最終解決」と呼んでいました。

「「僕は完璧なのに」、「女はみな殺してやる」……米連続殺傷事件、「非モテ」男の語り残したこととは」

最初のツイートの染色体を持ち出したミソジニー氏の
「onnazetumetu(女絶滅)」に相通じる思想です。


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posted by たんぽぽ at 23:24| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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