ジェローム・プレヴォー ラ・クロズリー・レ・ベギーヌ
『死ぬまでに飲みたいシャンパン』で気にかかりマイカーブに送りつけたのが"Jerome Prevost la Closerie les Beguines"(ジェローム・プレヴォー ラ・クロズリー・レ・ベギーヌ)。
ジェローム・プレヴォー(Jerome Prevost)はジャック・セロスの当主アンセルム・セロスのお弟子さん。
1997年に門を叩き、その仕事ぶりからアンセルムの信頼をかちえ、留守を任されるまでになったとのこと。
スタイルも単一畑、単一品種、補糖無し、樽発酵などセロスを踏襲。
その単一品種はピノ・ムニエ。畑は3ヘクタール程度と狭く、そこを一人で管理しているという。
シャンパンはまず自然なワイン(un vin de Nature)でなければならない、ということらしいです。
ということで、まったくドザージュ(リキュールなど糖分を加えること)も行っていないとか。
これだけのシャンパンなので香りを味わうために白ワインのグラスでいただきます。
香りはスパイシィ。
一緒に飲んだ人が「まるで貴腐ワインみたい」と印象を語るほどの濃い色。
後口も長い。
クリスタルとかドンベリよりも、これをずっと置いておきたいです。
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