[カナダ発] みなさんは、子供の頃、親や先生に「悪い事をすると、あとで必ず報いが来るから、悪い事しちゃだめだよ」と教えられなかっただろうか? この教えを四字熟語で「因果応報」と言う。
最近では、同義語でヒンズー教由来の「カルマ」という言葉もよく使われる。また、英語圏には「As you sow, so you reap.(蒔いた種は刈らねばならない)」という諺がある。人類普遍の教えなのであろうか。
しかしながら、現実には「憎まれもの世にはばかる」を地で行く人もいるので、どこまで因果応報の原理が働いているのか定かではない。だが、老人から車を乗っ取ったカナダの女性ヒッチハイカーにはこの原理が速攻で働いたようだ。
ある高齢の男性が車を運転していると、ヒッチハイクしている若い女性を見かけた。男性は乗せてあげようと思い、停車して(その女性のために助手席側のドアを開けるためであろうか)車から降りたそうだ。
そのとたん、女性ヒッチハイカーは彼の運転席に飛び乗り、車ごと走り去ってしまった。つまり、ヒッチハイクを装ったカージャックだったわけだ。
けれども、この若い女性は、数分後に大事故にあってしまう。運転を誤って車線を越え、木に激突し、車から投げ出されたのである。発見時、すでに心肺停止状態で、病院に運ばれて死亡が確認された。
事故が起きたのは、カナダの首都オタワから北東へ100キロ先にあるホークスバリー近郊。死亡した女性、マンディ・デシャムベールトはわずか20歳であった。
人の親切心を利用して車を盗むという行為に対し、報いが来たという事だろうが、彼女は命という大きな対価を払ったわけである。
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- 2007-05-17 08:31
- 悪いオンナ
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