警察、ヘリコプターでUFOを追跡

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警察、ヘリコプターでUFOを追跡

[イギリス発]　大衆紙サンの20日付け記事によると、南ウェールズで警察のヘリコプターが未確認飛行物体（UFO）とニアミスするという事件があった。

ヘリコプターには3人のクルーが乗り込んでいたが、この時、パイロットは慌てて機体をバンクさせて（傾けて）、かろうじて衝突をさけたという。そして、この後果敢にもUFOを追ったものの、燃料が残り少なくなり、途中で追跡をあきらめたという。

クルー全員、謎の物体は「空飛ぶ円盤」の形をしており、その周囲は点滅光に囲まれていたと証言している。

UFOに遭遇したのは、8日午前0時40分ごろ、カーディフ近郊にあるセント・アサン空軍基地の付近。クルーが下方から猛スピードで突進してくるUFOに気づいたのは、上空150メートルの地点で、ちょうど着陸待機態勢に入っていた時だった。

UFOとの遭遇地点および追跡最終地点

匿名の情報提供者はサンに次のように語っている。「彼らは、あのまま機体を動かさずにいたら、直撃されて死んでいただろうと話してます。連中、あれはUFOだったって確信してますよ。信じがたい話しだけど、見間違いなんかじゃないって。

「百戦錬磨の警官たちが、物笑いの種になるのを承知の上で、そう言ってるんです」

ニアミスの後、クルーはUFOを追いかけたそうだが、そのスピードにはかなわなかったようだ。ブリストル海峡を越え、デヴォン北部の海岸に到達したところで、燃料が乏しくなり引き返している。

ヘリコプターにはハイテク・カメラや監視装置がぎっしり搭載されていたが、なぜかUFOの姿はそのどれにも捉えられていなかったという。また、奇妙なことに、飛行物体は肉眼でははっきりと見えたにもかかわらず、暗視ゴーグルでは見ることができなかったそうだ。

南ウェールズの警察は19日、「航空支援部隊が異常な飛行物体を目撃した。このことは調査のため関係当局に報告された」とだけ発表している。

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