自炊本をkindle PaperWhiteで目次つきフルスクリーン表示させるのに、
ChainLP、PDFDietEasy、どちらも利用させてもらってますが
現時点、以下がベスト、と思ってます。
1.
ChainLPにてepubを作成
(目次を作成する際、量が多ければ一つ目だけGUIで入力し、
プロジェクトファイルを保存、プロジェクトファイルを
一つ目を参考に編集)
2.
作成したepubの拡張子をいったんzipに変更し、
metadata.opfの
<spine page-progression-direction="rtl">
を
<spine page-progression-direction="rtl" toc="ncx">
に変更、epubに戻す。
参考: Kindle Paperwhiteで自炊データをいろいろしてみよう part2
3.
以下のようなバッチファイルを使って
mobi変換とサイズ縮小を行う。(「あああ」がファイル名)
kindlestrip.exeは、kindlestrip.pyをpy2exeすればできるが
PDFDietEasyに同梱されているのでありがたく利用。
@echo off
set kgenexe="C:\Program Files\PDFDietEasy\kindlegen.exe"
set kstexe="C:\Program Files\PDFDietEasy\kindlestrip.exe"
set mobiname=あああ
%kgenexe% "%mobiname%.epub" -c0 -o "_%mobiname%.mobi"
%kstexe% "_%mobiname%.mobi" "%mobiname%.mobi"
pause
4.
calibreで書籍情報を追加。表紙も追加(Kindleに表示できるかはまた別)
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後はメモ。
・calibreで書籍情報を追加するには、「書誌情報を個別に編集」を選んで、タイトル、著者名(→ボタンで~ソートに入れてやる必要あり)を入力、「書誌情報をダウンロード」ボタンを押す。あとは検索されたものが出てくるので選べばよい。
このとき、「書誌情報をダウンロード」ボタン右横の設定ボタンを押し、「Amazon.com」にチェックを入れ、そこを選択したまま「選択した情報源を設定」ボタンを押すと、「使用するAmazonウェブサイト」で日本を選ぶことで日本のAmazonから情報が得られる。
・epub-mobiに限らず、calibreで変換するとフルスクリーンが解除されてしまう。ちなみにmobiのサイズはkindlegenのように大きくならない。
・書籍情報追加でAmazonからの情報を選択しておき変換をかけると、Kindleで表示したときの「パーソナル」の帯が出なくなる(ことが多い?)。
・calibreで表紙をつけられなかった時
sigilでつけようとしたがkindlegenが通らなくなり駄目。
(それなら最初から1ページ目に表紙を入れてChainLP実行するほうが。)
PDFDietEasyだと、非常に簡単に作成できるので使いたいのですが、
現時点は以下のような問題があり、上記の流れを使ってます。
・PDFDietEasyで目次をつけるとフルスクリーンが解除されてしまう件は
2013.3.11.1で直された。しかし、目次が「本文と同列」のところに表示され不便。
移動タブの目次の下に表示してほしいところ。
(calibreで変換をかけると目次についてはOk。
しかも階層化していた場合にAZW3に変換すると目次も階層化されてばっちり!
でも変換をかけるとフルスクリーンが解除されるようなので…。
->設定の仕方がわからないだけかも。)