元「2ch.net」管理人であり、現在は自らの隠し資産が原因で管理人を退くこととなった結果、違法コピーサイトの「2ch.sc」を運営する羽目になっている西村博之が、現在「2ch.net」の広告主であるアキナジスタに対して脅しのような文章を発表した。
アキナジスタ株式会社 桐生直裕さんへ。
http://2ch.sc/admaist.txt
現在の2ch.netは違法な乗っ取りをされている状態ですが、削除依頼を受け付けないなど、完全な無法地帯になっているのは、下記の記事で書かれている通りです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140717-00012990-president-bus_all&p=3#!bg46Im
そのようなサイトに広告を載せるのは、違法なサイトの、違法な発言を利用して、閲覧数を稼ぎ、利益を得る事に他なりません。
アキナジスタ株式会社の桐生直裕さんは、違法な状況であっても、利益があがればそれで良いとお考えなのでしょうか?
ご質問にお答え頂けるとありがたいです。
よろしくお願い致します。
ひろゆき
アキナジスタ株式会社 会社概要
http://www.akinasista.co.jp/about/company.html
過去の経緯はこちら
http://2ch.sc/www2chscindex.html
西村博之が引用している記事は「2ch.net」は以前はローカルルールさえ守れば削除依頼は比較的しっかり行われていた。ところが今は新管理人体制で削除依頼が追い付いておらず、無法地帯になっているという概要である。そのような違法サイトに対して広告を掲載している「アキナジスタ」に対して、西村博之が脅しをかけているという格好だ。ところが「2ch.net」に対して何の権限も持たない西村博之がこのような声明を発表したところで、そこらの飲んだくれが政治家に文句を言っているのと同じレベルである。西村博之が「2ch.net」の権限を主張するためにはしっかりと裁判で決めなければならないので、それをしない限り西村博之が実権を握れることはまずない。実際この声明が発表されたこと自体ほとんどニュースにならなかったし、私自身も今日見つけたわけで、西村博之の影響力が地に落ちていることは現実が物語っている。
西村博之の行動は基本的に文字通りに受け取ってはいけない。未だにクロール対策に有効打を打てていないJimを見ていても、もしかしたら未だに西村博之とJimがグルなのではないかという疑いすらある。だが、あえて文字通りに受け取るのであれば、これはJimの収入源を絶つための行動だろう。しかし、万が一アキナジスタがこれで「2ch.net」から撤退したら、それこそアキナジスタの信用は地に落ちる。一人の発言が企業を動かせるなんて常識的にありえないのだ。そう考えると、やはり西村博之の行動は無意味であり、何らかのパフォーマンスの意図があるのかもしれない。どちらにせよ、かつて日本最大のネットコミュニティを形成した西村博之が、今ではたった一人の外国人に嫌がらせをするだけのクソみたいな存在に堕ちたことは、色々と思うところがある。
フリーゲーム「キミはキメラ 箱庭の鬼」の作者が、角川系列にて同作の小説を出版した際に担当編集から受けた扱いを書き連ねた記事を公開した。
返信もどき KADOKAWAエンターブレインホビー書籍部デスク岡本真一
https://archive.today/i3sV0
もう失うものもクソも無いので、つらつら書いてます。これでも書き足りないくらいです。
15万字超えの長編小説が書けそうなレベルで、いろいろありました。
発売前にも書きましたが、
あのクソバブル思考停止ダヌキだけは天地がひっくり返っても絶対に許さないです。
上っ面ではイエスマンで、ネバネバとゴリ押ししてきて、あっという間に話を忘れて、
自分がおかしいという自覚がなく、某エロゲ会社社長や某編集長や某フリゲ作者を「変人」と呼び、
打ち合わせでは自慢話をして、原稿の展開やキャラクターの名前をまたすぐ忘れる。
困った時は「知らない」「わからない」、思考停止の平謝り、すいませんすいませんすいません。
編集歴30年の大ベテラン。口癖のように「普通は~」「通例としては~」「常識的には~」。
この一年間のやりとりを思い出すと、動悸が止まらなくなります。
上記記事に全文が掲載されているが、恐らく読んでも意味が分からないだろう。元々メールか何かでやり取りしていて、返信不要と言われたものの鬱憤が貼らせないため、公開に至ったと思われる。そのた独自の用語に次ぐ用語が当たり前に使われており、典型的なオタクらしい読みづらい文章となっている。
私が要約する限りだと、「①エンターブレイン社が出版するフリーゲーム原作の小説の担当はほぼ全て岡本真一」「②フリーゲーム原作の小説がニコニコ動画の有名実況主により宣伝されているが、それはエンターブレイン社が裏で打診しているから」「③ただし自分のフリーゲーム(キミ箱)は宣伝されなかった。理由は実況向けじゃないから」「④そもそも担当編集(岡本真一)はキミ箱宣伝は全く興味が無かった」「⑤Amazon販売開始直後、なぜか各アフィブログが一斉に12年前に起きた「キメラ」に関するニュースを取り上げた。そこには「キミ箱」のアフィが貼られていた。その件を岡本真一に聞いたら逆切れされた」「⑥岡本真一は「キミ箱」に興味を持っておらず、金儲けの媒体としか見てなかった。プライドが傷つけられた」という流れで記事が構成されている。
上記記事では、結局最終的にはフリーゲームの知名度を高めてもらいかつ続編も書くことができた点と、作品を無下に扱われたことの葛藤が表れている。本人としてはエンターブレインの宣伝方法が当たり前にステマ方式であることに驚きを隠せなかったのだろう。ニコニコ実況主に本を一方的に送り付け宣伝させるなんてまさに典型的なステルスマーケティングである。恐らくそこに直接的な金銭の授受はないにしろ、エンターブレインが有名実況主とコネを作り、囲い込みを行うという目的はありありと見える。最終的には囲い込んだ実況主を金で雇い、ステマに利用するわけだ。
また、それと同時に各アフィブログに対してステマを依頼するケースもあることを明かしている。12年前のソースを一斉に取り上げ、そこにアフィ広告を貼るだけなのだが、これも純粋な広告宣伝とは言えないだろう。一斉広告を打つだけなら問題ないが、あたかも偶然を装うところに問題がある。
エンターブレインは元々ステマ関連の総本山とまで言われるほどステマと縁が深い。ステマ技術に長けていたためここまで成長したと言っても過言では無い。エンターブレインの実質親会社である角川からのノウハウを見事に受け継いでいる。角川関連で言えば、エンターブレインと同様にブランドカンパニーであるアスキーメディアワークスも、過去に2chで露骨な自演とステマを行い、運営にIPが開示されるという事件があった。
ライトノベル板で>>1のテンプレが気に入らないので荒らしを行った人物のIPが開示され電撃文庫関係者であること判明、ステマがバレる - 楽しくないブログ
http://nvmzaq.blog.fc2.com/blog-entry-68.htmlAMWステマ問題で作家の水鏡希人が内部告発に相当する発言をしていたことが判明 - 楽しくないブログ
http://nvmzaq.blog.fc2.com/blog-entry-135.htmlこれをきっかけに担当である三木一馬氏のツイッターは更新を停止、だんまりを決め込むようになった。最終的には先月末にアカウントを削除し、完全に逃亡を図った。何故ステマ発覚と同時にツイッターの更新が止まったかについては、一切発言しないままの逃亡である。
ステマ騒動で名を馳せた電撃文庫の三木一馬副編集長、Twitterアカウントを突然削除 いったいなぜ……
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1406118709/上記事件からわかるように、グループ内にはステマはして当然で、悪い事ではない、ただしそれは公にしない、という雰囲気が蔓延していることが伺える。「ステマ」という単語がこれほどまでメジャーになったのは2012年元旦にアニメ制作会社シャフトがやらおん!と繋がっていたことが判明したことがきっかけであるが、それよりだいぶ以前からこのような手法は取られていたのである。今となってはその反動で、もはや純粋なコンテンツも全てステマではないのかという疑惑を持たれるほどになっているが、諸悪の根源は角川グループであると言っても良い。
アンチアフィリエイトブログの一つである「倉部蟹子の実験室」が、2chまとめブログに対するアンケートを実施した。100人から回答が得られたようである。
蟹速アンケートの結果発表 - 倉部蟹子の実験室
http://kanisokuhou.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html#more
前回の記事で行ったアンケートの結果に関して、私なりの分析みたいなものを加えて記事にしようと思います。
(総回答数:100、グラフはアンケートサービスが作ってくれたもの)
詳細回答は上記で確認できる。アンケートとしては元々「アンチアフィブログ」の看板を背負っているブログで実施しただけあり、アフィに対しては悪印象を持っている回答が非常に多い。例えば「質問3 あなたは『まとめブログ』を読んでいますか?」の質問に対しては、7割の人物が過去に読んでいたという回答を得ている。つまり、1割の読んでいないという回答を含めて8割がまとめブログを読んでいないという結果となった。実際のまとめブログの拡散力からすると現実に合致していない結果と言える。
こういうアンケートの難しさは、そもそも自身が見ているサイトが「まとめ」かどうかを意識していない層があまりに多いことである。街を歩く一般人に「個人ブログ」と「まとめブログ」の違いを聞いても、正確に答えられるのは半数も満たないだろう。「NAVERまとめ」「2chまとめ」の違いすら危うい。「ハムスター速報」「キニ速」の違いを答えられる人物はもはや相当な少数派だろう。こういうユーザに対して「まとめブログ」を見たことありますか?と聞いても、見たことが無いと答える割合は高くなる。まあ、「倉部蟹子の実験室」においてはそのようなユーザは皆無だと思われるが、アンケートの難しさを示したような結果と言える。
上記アンケートで点在して見られた結果として、まとめブログを見なくなった理由に「ステマ騒動がきっかけ」というものがある。ステマ騒動というのは2012年1月1日に発生した、アニメ制作会社「シャフト」が公式サイトに「やらおん!」のアフィリエイトリンクを掲載したという事件である。詳細は過去取り上げているので、そちらを参照すれば良い。
移民を受け入れ続けた嫌儲板の歴史 - 楽しくないブログ
http://nvmzaq.blog.fc2.com/blog-entry-269.htmlこの事件は、2chの中でも爆発的に拡散され、大事件として取り上げられた。にもかかわらず、大手2chまとめアフィブログで取り上げたサイトはゼロであった。まとめブログが散々馬鹿にしていた「マスコミによる情報統制」を自らが行った瞬間である。これにより今まで無条件に楽しいものを楽しんでいたユーザも、一部がまとめブログの危険性に気付いたわけだ。
この事件より少し前、2006年に「ニャー速騒動」というアフィブログに注目が集まる事件があったのだが、これは最終的には「アフィリエイトブログの問題」というより「ボロを出したサイトへの攻撃」がメインであった。詳細の流れは検索すれば大まかに把握できるのだが、具体的にはアフィブログ同士の横の繋がりである「まとめブログ連合」への攻撃に終始した形となり、まとめブログ、しいて言うならまとめアフィブログの危険性への言及は薄かった。そもそもの騒動の発端が「まとめブロガーがVIPPERを利用して金儲けをしている」という私的感情から起こったものであり、まとめブログの問題性は二の次にされてしまう雰囲気の中過熱した騒動であった。よって、この事件を機にまとめブログの閲覧をやめた人物はさほど多くはないのである。
ところが2012年の騒動の発端は上記の「ニャー速騒動」とは異なり「まとめブログ企業」が繋がっている」という証拠が発見されたことによるものである。そのため、「企業」による情報統制が行われているという観点から拡散された事件となっていおり、それ故ニュース速報板では「ステマ」という情報統制に関するワードが大流行した。調査の結果「はちま起稿」が家族ぐるみでステルスマーケティングを扱う企業を経営していたことや、各まとめブログが一切この記事を取り上げない一方で、まとめではないニュースサイトは大々的に取り上げたことも、「まとめブログ」に対する不信感を募らせ、まとめブログの危険性を強調させたのである。
「倉部蟹子の実験室」のアンケートを元に、ステマ騒動がネットメディア形成においてどれほどの影響だったかが改めて浮き彫りになった。世間的なインパクトでは、この後に起こる「2ch管理人交代騒動」よりよっぽど上である。「2ch管理人交代騒動」は単に2ch内部の話だが、この話は、ネットメディアが加速的に広がっていった2000年以降、どれほど悪意を持って作られた世論が存在するかを顧みさせる事件である。範囲は2chに留まらず、極論を言えば「ネットで称賛された過去のものすべてが疑わしいもの」になるほどの影響力がある。このようなネット上の悪意を少しでも減らす方向に進まなければ、インターネットは悪意のあるものが支配するメディアになってしまうのである。
Amazonが提供するアフィリエイトサービス「Amazonアソシエイト」が、売り上げに応じて報酬を支払ういわゆる紹介料の料率改訂を発表したようだ。以下のブログ等にに詳細がまとめられている。
Amazonアソシエイトプログラム、2014年9月1日より段階制料率を廃止し、固定紹介料に変更すると発表
http://www.macotakara.jp/blog/affiliate/entry-24175.html
Amazonが「Amazonアソシエイトプログラム」の紹介料に関して、2014年9月1日より段階制料率を廃止し、固定紹介料に変更すると発表しています。
この変更理由に関しては、より透明性の高い体系に見直しを行った結果だと説明しています。
これまでは、商品カテゴリーによっては、紹介料上限が設定されていましたが、最低3.50%の紹介料からスタートすることが可能でした。
今回の変更だと0%になるビデオ製品や、カメラ、PC系の2%という紹介率が大幅に低く設定されることになります。
逆に、Amazonインスタントビデオや、Kindle系は紹介料率がアップすることになります。
売り上げた個数に応じて儲かる現在の制度と比べると、相対的に料率が大幅に減少している。特に注目すべきなのが、もはや利益にならない「ビデオ商品」と、狙い撃ちされたかのようにフィギュア製品が0.5%になっていることである。これはあきらかにアフィブロガーがこぞって「おもちゃ」カテゴリに入っていたフィギュアを貼ることで高い利益を得ようとしていたからで、Amazonからするとアフィ潰しのための行動と言える。
Amazonが何故アソシエイト制度をしているかというと、Amazonで買ってほしいからである。当たり前のことを言うようだが、Amazonは商品を安く仕入れて高く売ることで利益を得ているので、Amazonを利用してもらわないことにはAmazonの利益は増えないのだ。だからこそAmazonへ入るための「入口」を少しでも多くしたいがため、一般ユーザのウェブサイトに、広告と言う名の「入口」を作ってもらっているわけだ。Amazonアソシエイトの仕組みとして、一度広告を踏むと、一日以内にAmazonで何か買い物をすれば、広告主に報酬が与えられる。別にフィギュアの広告を踏んで缶詰を買っても、広告主に報酬は支払われるのだ。それは、「入口」を提供したという広告主の行動に対する対価として支払われている。
つまり、極論を言えば、世の中の通販の全てがAmazonを通すようになった瞬間、このシステムは破たんする。Amazonはわざわざ門戸を広げる必要もなく、完全に独占状態となるということだ。今現在Amazonは業界最大手の一角であり、言うならばわざわざアソシエイトサービスで多額のキャッシュバックを行わなくとも、利用者の多くがAmazonを能動的に使用してくれるほどの規模となっている。Amazonとしては広告は出したい一方で、広告費を押さえたい気持ちが出てくるのは当然のことだろう。そこでアフィリエイターが多く目を付けているジャンルに関して料率を下げたり、相対的に報酬を減らすことで広告費を押さえる方針にシフトしつつあるのだ。Amazonアフィが儲かるという発想は、もはや妄想レベルである。
ところで疑問なのが、このような改訂は、以前行われていた記憶がある。特に「フィギュア0.5%」は過去このブログでも取り上げており、当時の魚拓も残されている。
Amazonアソシエイト広告でフィギュア紹介料が2%から0.5%に改定される - 楽しくないブログ
http://nvmzaq.blog.fc2.com/blog-entry-253.html今回「フィギュア0.5%」「ビデオ商品0%」が話題になっているが、上記記事にある通り、それは以前から適用されているものばかりだと思っていたが、今実際料率表を見ると、不思議なことになっていた。
Amazonアソシエイト・プログラム紹介料率表(2014/8/1現在)
https://archive.today/URvVf上記URLには「表1および表2」と記載されているが、実際表示されているのは「表2」のみである。2013/12/18時点では、「表1」に固定料率表が掲載され、「表2」にそれに該当しない段階料率制の表が掲載されていた。つまり、2013年12月時点では固定料率制が適用されたが、2014年8月時点ではいつの間にか再び全商品段階料率制が適用されており、ところが2014年9月時点では再び固定料率制が適用されるということなのだろうか。いまいち現状がよくわからない。