nowsの創造した世界

最初に現在わかっていることを簡単にまとめておきます。
※12月26日追記　電撃G's Festival! Vol.5 『クドわふたー』情報まとめにより詳しい情報をまとめています。

●スタッフ
　企画:魁
　原画:Na-Ga
　シナリオ:城桐央
　音楽:清水雄一
　音楽監修:麻枝准
●18禁での発売
●2010年夏に発売予定
●事故が起こらなかった修学旅行後の夏休みが舞台
●理樹とクド以外は帰省しており居ない
●理樹とクドのナイショの共同生活
●理樹とクドのラブストーリー
●クドの魅力を最大限引き出す作品になるように開発している


まず気になるのは、18禁を前面に押し出した作品を開発しているという点です。
ファンに配慮してRewriteが全年齢か18禁か発表していない現状のKeyからすると、発表当初から18禁の部分を前面に押し出すクドわふたーは確実にエロを重視していると言っていいでしょう。
クドは人気ありますから、エロに重点を置いて作れば売れることは間違いないと思います。

ですが、シナリオはどうでしょう？

理樹とクドが寮で共同生活をするという設定自体、エロを重視するための設定です。
でも、その設定から物語が発展していくとは思えません。
周りにはリトルバスターズ!のみんなはおらず、いるのはストレルカとヴェルカくらいでしょう。
理樹とクドのラブストーリーなので新キャラが登場するということもないはずです。
そんな状態で、いままでのKeyが描いてきたようなシナリオ展開があるのか疑問です。

それ以上に気になるのが、修学旅行で事故が起こらなかったという点です。
この作品は「アフター」という位置づけではありますが、リトルバスターズ!のシナリオは何も引き継いでいません。
つまり、この作品に登場する理樹とクドは、虚構世界での出来事を通して成長した二人ではないのです。
どんなに感動できる話がかけたとしても、リトルバスターズ!から成長していない二人のシナリオが良いシナリオと言えるでしょうか？
私はそんなシナリオで鍵っ子から良い評価が得られるとは思えません。

これらのことを踏まえると、今までのKey作品とは全く正反対のエロが強くシナリオが弱い作品になってしまうのではないかと考えられます。
そうなると、シナリオを重視する鍵っ子から評価されない作品になるのは当然といえば当然です。

以上のことから、くどわふたーがKey作品で一番評価されない作品になるのではないかと思っています。
といっても、まだ発表されたばかりの少ない情報から考えたものなので、シナリオの評価がどうなるかなんてプレイしてみないことにはわかるものではありませんからね。
あくまで参考程度にしてください。


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